1月22日。昨日のこと、つまりKBC高等学院で講演をした帰りのことだけれど、久茂地のリウボウに立ち寄った。書浪人善隆さんの個展が2階ギャラリーで開催されているのである。「マネーの虎」の題字で有名な彼は独特の書体でさまざまな作品を産み出し続けている。詳細は個展と彼のHPにてご確認いただきたい。
ラジオ番組に出演してくださったのがご縁となり、今も親しくお付き合いをさせていただいている。沖縄だけでなく日本のいたるところで個展やイベントを開催されている書浪人善隆さんは、なんと私の名刺を作ってくださった。私と名刺交換をした方はご存じのとおり、かなり素敵な名刺である。
個展では数多くの作品が並べられていたが、善隆さんご自身から一点一点の想いを解説していただく贅沢な時間となった。気に入った作品を一点見つけ、購入させていただいた。拙宅のリビングの壁紙は真っ白なので映えるのではないか。リウボウで27日まで開催されているので、特に沖縄の方や旅行中の方は覗いていただきたく思う。
善隆さんにも申し上げたのだけれど、日本だけでなく世界中で活躍していただきたい。先日、東京の高校生が大リーグのアスレチックスと2億3000万円の契約を結んだが、特にスポーツ・音楽・芸術に秀でた人たちには国境など気にせず、海外へ出ていってさらに高い土俵で勝負していただきたい。
日本にはこんなにもすごい人たちがいるんだということを世界中に知らしめたい。日本にはまだ「見つけられていない人たち」がたくさんいる。善隆さんもそのひとりだ。野球では野茂投手以来多くのプレーヤーがアメリカへわたって大活躍しているが、音楽や芸術の世界では埋もれている人たちが多い。
黒澤明や小澤征爾、村上春樹や大江健三郎が海外で評価を受けると喜ぶのに、若い人たちが海外に出ていくと寂しく感じる人たちがおられる。「通じるわけがない」などと謗る人たちも。だが、いつまでも日本という小さい村にすがりついているのではなくどんどん世界に打って出ればいい。ビジネス然り、高校や大学然り、音楽や芸術然りである。
書浪人善隆さんは今でもずいぶん高い評価を受けておられるが、ニューヨークやパリやロンドンの人たちを驚嘆させる才能を持っておられるのだから、世界的活躍を見せていただきたく思う。「その折にはキムタツさん、英語をお願いします」と言っていただいたので、その日のために英語の勉強を継続しておこう。
木村達哉
追記
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