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金融の授業をします in 九州

2025.01.23(木) 09:00

1月23日。3月末に福岡で勉強会を開催するのだが、久留米大附設の藤木先生から現時点での参加者リストが送られてきた。まだ2か月以上前なので申込者は少ないかなと思ってファイルを開いたのだが、意外と多い。兵庫県や広島県からの参加者もおられる。金融に関心のある先生方が多いのだろう。

勉強会では長崎東高等学校の一ノ瀬先生から指導事例を発表して頂いたあとは、私が金融の授業をすることになっている。6000万円の借金を負ったのは30歳になる直前だったが、そこからどういう考えでどういうふうに資産を形成していったかという教育にも英語にも無関係の内容だが、それでも参加した先生方には生徒たちに語れる程度にはなっていただくという点で言うならこれも指導者勉強会としては有効だろう。

詳細と申し込みはこちらをご参照あれ。私の勉強会は会場費が多少かかる場合に100円とか500円とかを頂く以外は無料である。私もスタッフの久留米大附設の先生方も誰も儲からないという点で、完全なるボランティアであり、純粋に指導力向上のために意図した勉強会である。で、それはそれとして、今日は金融について考える機会があった。

興南学園の先生方と新年会を開催した。場所はいつもの浦添ピーズスクエア。Cafeを銘打ったお店を選んだ。若い先生方との会食である。よほどのことがない限りは「俺のおごりやから飲めよ」である。事前に店のHPをチェックした。クレジットカードでの支払いが可能であることを確認した。

いよいよ会が始まり、ビールや烏龍茶が運ばれてきて乾杯。最初の料理がサーブされたタイミングでお店の方が「クレジットカードは使えない」と仰った。現金かPayPayのようなものでないと駄目だとのたまう。PayPayは使っていないので、その時点で現金払いが確定した。が、私は現金など持っていない。ポケットにあるのは1000円札1枚である。

現金は持っていませんがと申し上げたところ、お店の方も困った顔をされる。お店をその時点で変えるという選択肢を普段なら取るのだけれど、若い先生方が盛り上がろうとしているタイミングで河岸を変えるのもどうかと思った。外はかなりの雨。コンビニで現金をおろすにはかなりの時間と手間を要する。

たまたまPayPayを使える先生がおられたので、その先生に立て替えてもらい、後日私がそのお金を現金で返すことにした。空気を悪くしたくなかったので揉めなかったが、現金払いしかできないのであれば最初からそれを言うべきだったはずだ。なぜなら現金払いほど客が損をする払い方は無いからである。

現金しか駄目ですよと書いた大衆食堂が沖縄には多く、こちらはそれでも食べたいからその食堂に行く。納得ずくである。が、HPにもレジ横にもVISAやらAMEXやらのバナーが貼ってあるのにカード払いができないのであれば、入店時に言ってほしかった。そのお店に行くことは二度とないだろう。

現金で払うのは損というのが理解できない人もおられる。高速道路料金所で一般レーンに並んでいる方々はかなり損をしているのに気づいておられない。投資が怖くて怖くてしょうがないという方もかなりおられる。こういった方々は資産形成をするのが相当難しいのではないか。九州では時間の許す限り、金融についてのわかりやすい授業をさせていただく。カネの亡者になってはいけないが、必要な資産を形成しないと幸せな老後など送れない。

木村達哉

追記
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