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61回目の誕生日

2025.01.29(水) 09:15

1月29日。昨日のポストに書いたとおり、61回目の誕生日を無事に迎えることができた。SNSのコメント、Messenger、LINE、メール、妻からは直接、全部合わせると300名もの方々から「おめでとう!」を頂いた。この齢になるとクリスマスだの、ましてやハロウィーンだのにはまったくわくわくしないが、誕生日というのは嬉しいものである。

妻がケーキを焼いてくれた。甘いものを食べると胸焼けする。逆流性食道炎持ちだからか、それとも驚異的早食いの為せる業かはわからないが、それでもせっかく私のために作ってくれたのである。食べないわけがない。誕生日に手作りのケーキ。こういう身近な人にこそ感謝しないといけないなと考えながらまたぞろ早食いした。胸焼けしなかったのは甘さ控えめだったからかもしれない。

せっかくの誕生日なのだから、こういう日こそ本業に勤しもうということで、いつもの千刈ゴルフ倶楽部へ。スコアはいつもながらの94だったが、今日ぐらいは締切を気にせんでよかろうと思い(と書きながらも編集者諸氏の顔を思い浮かべてはいた)楽しく過ごさせてもらった。

ラウンド中、ポケットの中でスマホがブルブル震えていたが、終わってからたくさんの方々からいただいたお祝いの言葉に返事を書いた。決して「ありがとうございます!」のコピペはするまいと決めて、お一人おひとりに返事を書いた。若い頃ならきっと形式的な返信を繰り返していただろうけれど、この年齢になると「おめでとう」が殊更嬉しいものである。

この歳まで生きて悔悟のないはずがない。さらにはこの齢にもなれば多少は痛い痒いが出てくる。緑内障やらぜん息やらの薬は手放せない。それでもこうして多くの方々に祝っていただけるのはありがたいことである。多くの方々に支えていただいていることを常に意識し、こうした人たちをがっかりさせないよう生きていかねばならない。

灘校時代の保護者(ケシカランオヤジたち)からも欣祝のお言葉をいただいた今日、誕生日を迎えた一方で3名の方の訃報にも接することとなり、生のはかなさをあらためて感じた。健康を大切にし、与えられた時間をより充実したものにしていきたい。

木村達哉

追記
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