2月27日。週末からしばらく山形に滞在するが、その資料作成に追われる一日となった。高1と高2の英語授業に関しては『ユメタン』を使ったリーディング・リスニング・ライティング・スピーキングの基礎トレ、長文の処し方、リスニングの音読トレ、英作文の考え方などがわかるように作成した。
一般的な国公立大学の入試英語はそれだけでも全く問題ないのだけれど、東大入試となると諸々説明しなければならないことが増える。基本的な考え方も、たとえば京都大学や東北大学とはまったく異なる。
さらに言えば、東大の英語に関して言えばリスニングや大意要約など、得点源となる問題でしっかりと満点近くとることが大切になってくる。大問1Bや大問5などは文章の中身によって読める読めないが出てくるが、リスニングと大意要約は処しやすい。呼んでくださった学校の生徒たちにも満点を狙ってほしい。
東大講座は高2対象ということだから『東大英語リスニングBASIC』を使うことにした。今年の夏の冠模試(東大実戦など)までに集中して30分間聞き続けるだけのリスニング体力を養わねばならないが、そのためのトレーニング方法を伝授したい。ただがむしゃらに英語を聞いているだけでは残念な結果になるだろうから。
学校も卒業式を控えて忙しいだろうに私を呼んでくださるのだから、生徒たちの進路保障を大切にされているのだろう。ご迷惑をおかけすることのないよう、少しでもお役に立てるよう、いつもどおりに全力を尽くそう。
木村達哉
追記
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