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県立山形東高等学校にて授業、二日目

2025.03.02(日) 12:00

3月2日。県立山形東高校2年生に授業を3コマが午前中。そして昼食後は東京大学志望者に向け、これまた特別授業を3コマ。日に6コマの授業は西大和学園時代以来であった。昨日の高1生徒よりは少ないかなと思っていたが、午後からのみ参加した生徒たちも多く、結局は学年の半数以上が参加した。

来年の受験に向けてどの教科を重点的にどのように勉強するかは人によって異なる。ただ、英語に関してはそれなりに得点源になる(覚えさえすれば点数がとれる)のだから、サボるのは得策ではない。現時点で苦手だと思っている人であっても、たとえば『ユメタン①』のたった1000語を覚えさえすれば、同書の見出し語の共通テスト出現率が92%ほどあるのだから高得点が望めるのである。

問題は個別試験(二次試験)である。共通テストの高得点だけで入れる国公立大学はかなり多いが、東京大学や京都大学のように個別試験で6割ほどを取らねばならない大学の場合には然るべき勉強が必要だ。対策でカバーできるような難関大学などほとんどなく、しっかりと地に足をつけた勉強をする必要がある。

そうは言っても、勉強の方法がわからないという生徒も多い。今日の午後から参加した生徒には、東大英語の得点源であるリスニング、自由英作文、大意要約について、勉強の仕方を説明した。ただ、量をこなさなければ定着しない。生徒たちには拙著や過去問などを使いながら、量をこなしていってもらいたい。

二日間で9コマの授業が終わった。校内を歩くと山形東高校の生徒たちが会釈や挨拶を投げかけてくる。東日本大震災の翌年にチャリティーイベントを仙台といわきで行い、そこに参加してくださった山形県の先生方とのご縁で始まった山形行脚だが、礼儀を重んじる県民性を持つと言われる山形県の方々と知り合えたのは財産である。私の学びと経験が生徒たちのチカラになれればと願う。

木村達哉

追記
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