3月9日。毎年同じことをやっているだけでは生きることに飽きるので、それなりに新しいことを始めることにしている。2024年はドイツ語とウクレレの勉強を始めた。今年はどうしようかなと思っているうちにすでに3月。ドイツ語もウクレレも続けるにせよ、それらに加えて、「あること」をやることにした。
やってみようと思った場合、然るべき時間とカネをかけたほうがいい。たとえばドイツ語をやってみようかなと思っているのと書店でドイツ語の本を選んで買ってくるのとは全然違う。本の1ページ目を暗唱する。いよいよだなという気持ちになる。ウクレレを買ってくる。簡単な曲を弾けるように頑張る。1曲が2曲になり、3曲、4曲、5曲になる。
要は動き始めることである。そんなわけでその「あること」を始めるにあたって、教えてくれる人がいないか、教えてくれる学校がないかを探すことにした。あれこれとネットで探した結果、ある大学で教えてくれることがわかった。問い合わせた結果、説明を聞きにこられませんかと仰ったので予約をとった。
英語の勉強と本の執筆は書くまでもないが、若い頃から毎日である。どちらも実際にモノになったのは遅いけれども、20代からしっかり始めておいてよかったなと思っている。何事も場数だよねというのは木村拓哉さんの名言だが、どれだけ英語を使うか、どれだけ文章を書くか、つまり質をあれこれ考えるより量をこなすことである。
その「あること」も始めるからには続けるつもりだが、意識するのは量である。検定や試験を受けるのもひとつの手かもしれないが、その直前に対策的に勉強してモノになるものは少ない。365日のうち360日ぐらいはやるぞというぐらいでちょうどいい。それが300日程度しかやらないというようではモノにならず、ため息をつく羽目になる。
「あること」?
どうしようかなと思ったが、ブログやSNSで発表するようなものではないので書かないでおく。仮にモノになるような日がくれば、おそらく自動的に世間に発表されるはずだ。それを楽しみに努力することにしよう。人生は愉しい。
木村達哉
追記
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