4月10日。木曜日なのでメルマガ【KIMUTATSU JOURNAL】配信日なのに、執筆をしていて失念した。こういうときは「楽しみにしています」と言ってくださった方々の顔が目に浮かぶ。がっかりされているだろうなと申し訳ない気持ちになる。今日のぶんは明日配信することにしよう。
登録されている方はご存じのとおり、拙メルマガには英語クイズを出題している。プロ好みの問題を出題する日もあれば、小学生や中学生でもわかる問題を出題する日もある。出題に関してはそれなりには気を付けている。
英語関係の知り合いが、今日のは難しすぎるとかよくあんな表現を出すものだとか言ってくれると、そういう人にでも勉強してもらえる喜びがある。一方で、普段は英語に触れない人もたくさんいらっしゃる。grab a drinkやbrace oneself forなど、英語がわかる人にしかわからない表現ばかりは出せない。
英語で書かれた本は、読者の英語レベルを考えずに書かれている。たまたま私の手元にある本を見ると『1,000 PLACES TO SEE BEFORE YOU DIE』(by Patricia Schults)にしても『Why We Make Mitakes』(by Joseph T. Hallinan)にしても、そりゃ粗方は読めるにしても、知らない単語が1ページに1個2個ある。
それらを高校生や英検準1級レベルの人たちが読むとなかなか前に進まず、したがって挫折してしまうだろう。面白くないからだ。努力していても結果が見えないか予見できないと、人は頓挫するものである。ハードルは自分より少しだけ高いぐらいがいい。いつでも飛べるハードルはつまらないが、高すぎてもつまらない。
メルマガの英語クイズの場合はその点で難しい。英語のプロも読んでおられるし、英語を頑張ろうと思っている中学生も読んでいるからだ。火木土に配信しているKIMUTATSU JOURNALだが、火曜は初心者向け、木曜日は中級者向け、土曜日はそれなりのレベルの方向けという具合いには考えているのである。
そうは言ってもなかなか難しい。木曜日に「今日のは難しかった」と元同僚から文句が入ることもある。まあまあ、そうおっしゃるな。それ込みで楽しんでいただければいいかなと、肩肘にあまり力を入れずに作っているのでご理解賜れれば幸甚である。
木村達哉
追記
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