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山形県立寒河江高等学校にて講演2コマ

2025.04.23(水) 10:00

4月23日。一昨日は沖縄、昨日は茨城で、今日は山形である。なかなかの移動距離だが不思議と疲れてはいない。昨日の新幹線はそれなりに疲れたように思っていたが、山形駅構内にある平田牧場のとんかつを食べ、一晩寝たらすっきりした。今日は県立寒河江高校の生徒たちに講演2コマであった。

昨日の藤代高校もそうだったが、生徒が作ってくれたウェルカムボードが迎えてくれた。アルク植元君の名前もある。二人でわいわい言いながら控室へ。担当の先生や校長先生とお話をしながら、いよいよスタート。なにしろ休憩を除いても120分以上にもおよぶ講演である。ぼちぼち行こうぜと言ってスタートした。

最初の1コマについては、これからの受験や志望大選び、職業選択などで失敗しないための話。これから少子化がさらにひどくなり、人がどんどん減っていく。山形県の人口はおそらく近い将来100万人を切ることになろう。自分はどんな勉強をし、どんな仕事をして幸せに生きていくのかはしっかり考えないといけないねという話をした。

2コマ目は英語勉強法である。英語だけでなく他の外国語も同じだが、音と文法が日本語とはまったく異なる。なのにその二つを軽視していると絶対に伸びない。まずはミスしてもいいから話してみろというヤクザな方法で上達することは100%あり得ないのである。

音を真似、ルールを理解し、語彙を増やしといった地道な勉強を続けていくうちに、ある時期から読めるようになり、聞けるようになってくる。文法や構造の理解があるレベルになると書けるようになり、話せるようになっていく。そのメカニズムについて話し、授業をさせてもらった。

終了後は生徒たちに取り囲まれた。サインをしながら多くの質問に答えた。職業について、他言語について、音について、ルールについて、人生について、結婚について、いろんな質問が飛んできた。一人ひとりに丁寧に答えているうちに、開始時刻が13時過ぎだったが終了したのは17時過ぎにもなっていた。

夜はお世話になった先生方と美味しい日本酒を呑みながら、それぞれの人生について語り合った。皆さん、いろんなことを考えておられるのである。仕事は仕事として努力するにしても、一回きりの人生を無駄に過ごしてはならない。誰かのために自分を殺すことはよろしくない。

とてもいい気分でホテルに戻った。沖縄から茨城へ、そして山形へと移動してきたが、気分が非常によろしいせいか、まったく疲れていない。明日は久しぶりの自宅である。

木村達哉

追記
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