オンラインのセミナーの場合、なにが駄目って先生方とのインタラクションがないという点です。僕が話して、先生方が頷き、先生方に質問を投げてペアで話し合っていただくといった形での交流がないのです。どうしても一方的になってしまうので、リズムを考えながらお話をさせていただくことになります。
退屈そうにされていないかなぁ、聞きたかったことを話せているかなぁ、こんなセミナーだったら申し込まねばよかったなんて思っておられないかなぁ…目の前に先生方がいらっしゃると、雰囲気でだいたいわかるんです。今日はちょっとリズムが違うなぁというのが。そういう場合は少しリラックスしていただいて(つまり、笑っていただいて)再スタートすると、だいたいは上手く進行します。
この写真は今日のセミナーの様子です。ZOOMを使ってセミナーをさせていただきましたが、ご覧のとおり、先生方には顔を出していただいているんです。そうすると頷いておられる顔、微笑んでおられる顔、メモを取っては天井を見上げて考えておられる顔、顔、顔、顔・・・が見えるからです。
しばらくはこういう形でのセミナーが続くんでしょうね。また、新型コロナがある程度収束に向かったあとも、オンラインとリアルのハイブリッド形式でやらざるを得ないのではないかなぁとも思っています。それに、オンラインで開催するからこそ参加できるという方々もかなりいらっしゃいますからね。
ただ、そうは言っても参加されている方々が目の前にいらっしゃって、会話をしながら、お互い笑顔でセミナーを行える日が来ればいいなと思いながら、参加された約200名の方々に「共通テストで高得点を取らせる指導法」のお話をさせていただきました。皆さん、ありがとうございました。また、近い将来、直接お会いする日を、終わってから懇親会で乾杯できる日を、楽しみにしています。
木村達哉拝