今日はモチベーションを上げる指導についてのオンラインセミナーを開催しました。東京の市ヶ谷にあるアルク本社からお届けしましたが、250名以上の方々がご参加くださいました。いやぁ、びっくりしました。先々週のは200名ほど、そして今週が250名。こういう数字はコロナ感染者数と違って、増えるとわくわくしていいですね。先生方以外の方（つまり企業勤めの方）もご参加くださいました。多少でもお役に立てば、講師としては嬉しく思います。

こういうのって「僕はこうやって生徒たちに指導してきた」という要素も大事っちゃ大事なんですけど、でも灘校の生徒たちと先生方の生徒たちは違いますからね。「僕はこうやってきた」は、参考にはなるかもしれないけれども、普遍的に通用するわけではないはずです。

ですので、一般的にはこういう声かけは良くないですよとか、一般的に人間が動機（モチベーション）を上げる土台にはこういう要素があるんですよとか、脳科学的・心理学的なエビデンスに基づいたお話をベースにして、そこにスパイス的に自分の指導法や生徒たちに配付したプリントなどをご紹介いたしました。

参加してくださった方々からの「ありがとう」が嬉しいです。こちらこそありがとうございました。こんなにもたくさんの方々がご参加くださるとは思っていませんでした。なにせ、英語とはなんの関係もない話ですからね。でも、結局のところ、動機付けって一番大事な要素ですよね。

来週はリスニング指導についてお話をさせていただきます。すでに非常にたくさんの英語の指導者の方々がお申し込みになっています。こちらからお申し込みができます。よかったらまた（オンラインではありますが）お会いしましょう。

木村達哉拝

追記、
甘っちょろいことを言いますが、東京日帰りはけっこう体にきますね。57歳、まだまだ元気ですが、若いときのようにはいきません。健康に気をつけて頑張ります。