徳島大学の研究で、この冬に緊急事態宣言が発令されていた都府県の約２万人を対象に調査し、18～29歳の約2100人について分析した結果、治療が必要な抑うつ状態と推定された人の割合が約23％だったそうです。それは良くありません。コロナなんて（と言うと批判する人もいるんでしょうけど）死亡率がかなり低く、僕もかかりつけ医から「煙草を吸っていないなら、感染しても大丈夫。死ぬことはめったにない。ただし気ぃつけや！」と言われています。

一方、うつ病なんかになってしまうと、下手すりゃ一生の付き合いをすることになります。僕の友人のひとりは、うつ病で苦しんだ挙句、自殺してしまいました。もう10年以上前の話です。昨日のブログで書きましたが、心の病気は目に見えず、本人にしかわからないので誤解されることも多いんですよ。

政府の言うことを聞くのも人生ですけど、与党政治家は特権階級ですからね。言うたらなんでもできるんです。したがって、自分たちの椅子に座り続けるために必死になりますねん。いやそりゃ野党をだらしないと批判するのもメディアを政権批判し過ぎやと否定するのもいいんですけど、よぉく考えたほうがよろしいよ。僕は与党も野党も応援しないノンポリを貫いています。政府の発表を聞いて、これはテキトーに言うてはるなぁとか、これは選挙対策やなぁとか、いろいろと自分なりに分析しながら暮らしています。選挙には必ず行きます。今までの人生では100％の投票率ですよ。投票しないような馬鹿ではありません。

ステイホームって政府が言うもんですから、奈良県の明日香村まで行ってきました。いやぁ、この時期の明日香村って、頬を撫でる夕方の風が心地いいんです。そもそも明日香村なんて人がいませんからね。散歩がめちゃくちゃ気持ちいい。石舞台古墳から歩いてすぐのところに親戚がいっぱい住んでいるのですが、会わないように（というか、あまりにも会っていないので、出くわしてもわからないと思うけど）祈りながら、さくらと散歩を楽しみました。

外出する際にはマスクをポケットに突っ込んでいますが、ここではマスクをする必要もありませんでした。だって誰にも出会わなかったですから。子どもの頃となんにも変わらないなぁと思いながら、ぶらぶらと歩きました。亀石、鬼の俎板、鬼の雪隠、猿石、天武・持統天皇陵。

ステイホームなのになんで出かけるんだ！と言う人もいるかもしれませんね。いやいや、何を言うか。stay homeと言いますが、homeには「故郷」という意味があるからね。故郷にいればいいんでしょと思って、出かけてきたというわけです。あぁ、心地よかった。１時間のドライブ、１時間の明日香散策、そしてまた１時間のドライブ、で、帰宅しました。

あと２週間もすれば、蛍が然るべき場所を飛び交います。月末から7月初めぐらいかな。また、それぐらいに行ってこようと思います。皆さん、抑うつ状態にならないよう、自己管理をしながらお過ごしください。ゆめゆめ、エライ人たちの言うことだけを聞いているようなロボットにならないよう気を付けましょう。

木村達哉拝