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伝え方が大切

2021.06.18(金) 09:00

緊急事態宣言も何回出してるねんな状況ですが、とりあえず日曜日でまた沖縄以外は終わりなんだそうです。よかったですね。夜のお店が20時までというのは変わらず。ただ、お酒は19時までならserveしてもいいということです。19時までかぁ。たぶんもうみんな守らんだろうなぁ…と思いながらニュースを見ておりました。そもそもすでにお酒を出しているお店がかなり多いですよね。

さて、その日曜日に「話し方・伝え方」のセミナーを開催します。すでに300人超の方々がお申し込みになっていて、驚きます。学校の先生方、塾の方々、大企業にお勤めの方々などなど、いろんな人たちが、オンラインではありますが、僕に会いに来てくださいます。ありがとうございます。

教員や親はよく子どもたちに「言ったでしょ!」や「何回言わせるの!」なんて言いますよね。でも、聞いている側からすれば、あれ?そんなこと言うたぁ?てなものです。言葉を発したから伝わったはずというのは話し手側の思い込みであって、必ずしも伝わるわけではありません。したがって、たとえばリスニングセミナーなんかだと、トレーニング方法の理解に齟齬があってはいけませんので、何度も何度も、春のセミナーで言ったことをまた秋のセミナーでも、申し上げて、ようやく聞き手が100人いらっしゃったら20人ぐらいに伝わる、というものです。

まして授業で数回言ったぐらいで伝わるものではありません。

かく言う僕も、教員になりたての頃は、授業で解説ばかりしていました。解説が悪いわけではないのです。聞き手が「聞きますよ」という態勢にもなっていないのに話し続けたって聞いてもらえません。寄席や漫才のお客さん、予備校の生徒たちは、明らかに学校の生徒たちとは違います。自分でお金を出して、聞きに行っているわけです。学校は、もちろんそういう生徒たちもいっぱいいますが、中にはつまんないなぁ、できれば休んでいたいなぁ、自習のほうがよかったなぁ、という生徒もいるわけですね。

では、どういう点に気をつけて話せばいいのかについて、お話をさせていただきます。英語とは何の関係もないセミナーですけれども、教員は噺家でないと聞いてもらえませんし、聞いてもらえなければ生徒たちの数字も上がりませんからね。参加してくださる300人超の皆さん、お役に立てば幸甚です。どうぞよろしくお願いします。まだお申し込みでない方は、こちらからお申し込みいただけます。

木村達哉拝