今日はアルク主催セミナーでした。テーマは「伝え方・話し方」でした。英語関係ないし。教育も関係ありそうで、まぁないと言えばないし。アルクの植元君が「僕は木村先生の喋りのスキルをどうしても聞きたい！」ということでテーマを決定し、僕にはNOという権利が与えられませんでした。300人以上の人たちがお申し込みになりました。

いや、けっこうね、今回は緊張…とまではいかないにしても、大丈夫なのかなぁと思いました。いや、だって僕は別に「伝え方」を教えているようなコンサルなどではないからです。僕個人の「伝える力」をご覧になった方々が、私も聞きたいといって集まってくださったんでしょう。

僕がある意味、我流で学んできたことがお役に立つのかいなと思いながら、それでも準備をして臨みました。伝え方のセミナーで、上手く伝わらなかったなんて、ギャグにもなりませんからね。

結論から言えば、その不安が杞憂に終わりました。なんだか、スクリーン越しなのではっきりとはわからないのですが、涙を流している方もおられたように思います。何を泣いておられるのかはわからないのですが、ご自分が不安に思っていたこと、どうすればいいのかわからなくて路頭に迷っておられたことが、少しでも解消されるセミナーであったならと思います。

言葉は武器になります。が、あくまでも言葉は気持ちを乗せて運ぶためのものです。したがって、気持ちファーストなんですよね。気持ちもないのに、言葉のスキルばかりを繕ってみてもほとんど意味がありません。そういうお話を１時間ほどさせていただきました。そのうえで、こういうスキルがありますよというのをお伝えさせていただきました。質疑応答も、まぁえらいたくさんの質問を頂戴しました。答えられなかったものはメルマガや動画で回答させてください。

参加してくださった300人強の皆さん、ありがとうございました。東京日帰りは58歳には堪えますが、LINEやMESSENGERで皆さんからいただいたありがとうがエネルギー源になります。ちなみに、「伝え方・話し方」についてシリーズ化してくださいという方もいらっしゃったのですが、すみません、今日のセミナーでぜーーーんぶお話をさせていただきました。That’s allなのです。同じ内容でよければさせてもらいますが、シリーズ化することはできません。でも、ありがとうございます。

木村達哉拝