今日はアルク本社(市ヶ谷)から「家庭学習をする生徒を育てる」というタイトルのオンラインセミナーを配信させていただきました。280名の方々がご参加くださいましてね。オンラインなんで「賑わいました」と書くと嘘っぽいのですが、個人的にはおおいに賑わいました。
この写真を見ていただくとわかると思うのですが、僕の目の前には280人の方々がいらっしゃって、スタッフがどんどんページを入れ替えていっているので(僕は目が回りそうになるが)、どの先生がどんな表情をされているのかわかるのです。だから、個人的には「盛り上がった」という気持ちでいっぱいになりました。
家庭学習をしない(あるいは、できない)生徒にも理由があるのですね。たとえば、伸びたいという欲求がなかったり、環境(特に親子関係)が悪かったり、もしかすると復習の大切さはわかっているんだけど、どうやっていいのかわからなかったり。どこまで教員が手を差し伸べるのかという問題は残りますが、家庭学習をしないからといって頭ごなしに叱りつけたり、あるいは放課後に居残りをさせて強制的に勉強させたりしても、ほとんど意味はありません。
むしろ、本当に勉強しなくていいのか(しなくていいと言うのであれば、それはそういう人生もある)を話し合ったり、正しい復習の方法について話し合ったりすることが、まずはファーストステップだと思うんですよね。
ご参加くださいました280人の方々には厚くお礼申し上げますとともに、今後のご指導に活かしていただければ幸甚の至りです。帰り、羽田空港に着いてスマホを見ると、たくさんの「ありがとう」がMessengerやLINEに届いていました。こちらこそありがとうございました。感謝申し上げます。このシリーズは次回(7/31)が最終回ですね。次は「英作文指導の神になる」でしたっけ。またよろしくお願いいたします。
木村達哉拝