昨日の夕方に富山から帰ってきまして、今日は朝から兵庫県たつの市に行ってきました。兵庫県立龍野高校さんには昨年もお邪魔しましたが、生徒たちに「また来たよ」と話しかけると笑顔で応えてくれました。こういうのは嬉しいですね。
担当の篠原先生から授業を1本と講演を1本お願いしますと依頼を受けていました。授業は「単語・熟語・リーディング」について、講演は「リスニングと入試までの学習計画」について、それぞれ話をしてほしいということでした。前者では、単語集はあくまでもサブなので、それはやるにしても、読んだり聞いたりしたなかで知らない語や表現があれば自分だけのメモ帳に抜き書きして覚えること、あるいは身のまわりで「あれ、これって英語でなんていうんだろ」と思ったものもメモ帳に書き出して覚えること、そのメモ帳をことあるごとに見返すことなど、大切なことを伝えました。
リーディングとリスニングはそれぞれの基本的なトレーニングが必要となります。それをやらないと、単になんとなく読んでいるだけ、聞いているだけでは、力を伸ばすことはできません。特にあと1年ちょっとで共通テストを受験する高2生徒にとっては、速く情報を処理する方法については知っておかないといけませんからね。
講演は体育館だったので少し暑かったのですが、生徒たちは流す音声にしがみついてきてくれました。15回ほど音読をしたのですが、音読の仕方も知っておかないといけないことが2点ありますので、それを常に意識するよう何度も何度も申し上げました。解くにシャドーイングはリスニング力を伸ばす上で非常に大事ですが、単に「音声から遅れて声を出す」程度の知識では全然間違った音読をすることになってしまいます。知っておかないといけないことを、生徒たちはきっと(あれだけ何度も言ったのですから)理解してくれたのではないでしょうか。
お世話になった篠原先生をはじめ、学年の先生方、生徒たち、本当にありがとうございました。自分のやりたいことをやって生きられるよう、しっかりと努力をし、自分の力を付けてください。僕も頑張ります。
木村達哉拝