『東大に入る子が実践する勉強の真実』を４月に出しまして、教育関係者や保護者以外にはそれほど注目されるような本でもないかと思ったのですが、それなりに読んでいただいているようで嬉しく思っています。また、このホームページから僕にメールを送ることができるのですが、最近はけっこうな数の相談メールが保護者の方々から届いています。

お一人ずつ返事を送っていますので、しばらくお待ちください。必ず返事を送ります。返事がないということは僕に届いていないということなので、再度お送りください。お名前はフルネームでお書きください。また相談の内容はできる限り具体的にお書きください。個人情報はすべて削除し、皆さんに返送したあとは僕自身でさえも読めないようにしています。
（下の画像はジュンク堂書店那覇店さんです）

最近特に多いのは小学生の保護者からのメールです。別の方の本を読んだり、なかには高額の相談料を支払って話を聞いてもらったりしたけれども、うまくいかないといったような相談が増えています。別の方といっても教育関係者ではなく、だいたいが自分の子どもを何人か東大なり医学部なりに入れたといった程度のものです。

家庭も違えば子どもも違います。生まれた瞬間から親の言うことに忠実に従うロボットを創ろうと思って子どもを育てるのであれば（子どもは可哀想だなとは思いますが）、まぁそういう家もあるんだろうなとは思います。しかし、そうじゃない家庭の場合、子どもは基本的に親とは別の人格であり、したがって簡単には従いません。

子どもは親の所有物ではありません。これこれしなさいという言葉を、そりゃhearはするだろうけどobeyするかどうかは自分で決めればいいのです。というより、そうでなければならないのです。親の価値観が必ずしも正しいわけではありませんからね。

相談には１つずつ丁寧に返事を書かせていただきます。心を込めて返事を書かせていただきます。一週間以内に返事がなかったら、再送してください。よろしくお願いします。

木村達哉拝