今朝9時から飯田女子高校の生徒たちに向けて、オンラインで講演を行いました。ZOOMを使い、音声をカットせずに参加していただきましたので、生徒たちの爆笑などが聞こえ、とても話しやすかったです。表情が見えますし、声が聞こえますので(つまらない私語をする生徒はいなかった)対面での講演に近かったように思います。少なくとも話しやすかったです。
オンラインでの授業や講演では、カメラをoffにしないでくださいとお願いしているのでほとんどの方の笑顔は見えます。しかし、さすがに参加者が数百名になりますので、音声は切っていただきます。そうすると顔の表情を見て、笑ってくださっているなとか、音読をしてくださっているなと判断しながら話すことになります。質疑応答はチャット機能を使って行います。
今のところ、不便は感じないのですが、便利とか不便とかいうより、オーディエンスの声が聞こえないというのに慣れるまで、時間がかかりました。そりゃあだって、授業にしても講演にしても、いや、それがコンサートであったとしても、一方的な意思伝達というわけではないからですね。相手の声が聞こえる、特に笑い声が聞こえるという状況こそ、話者にとっては喋りやすい環境なのではないでしょうか。
8月の講演やセミナーの予定をアップしましたので、よければご覧ください。こちらです。それぞれの講演やイベントの前にONLINEと書かれてあるものと、都道府県の名前が書かれてあるものがありますでしょ。ONLINEとあるものは全て完全にONLINEでのものとなります。明日の京都市立紫野高等学校の前には京都府とありますでしょう。これはその場所で僕が講演なりセミナーなりイベントなりを行うという意味です。
徐々にですが、ONLINEが減ってきました。ただ、それぞれの都道府県に行って行う場合であっても、キャパシティーを完全に埋めるのではなく、半分程度にせざるを得ないでしょうね。残念ですが、現状ではしょうがありません。
それでも参加されている方々の笑顔と、そして笑い声や音読の声を聞きながら話ができるのはとても幸せです。リズムがぜんぜん違ってきます。その場で質問を受け付け、一緒に考えることができます。さすがに懇親会を行うことはできないけれども、そういう対面のイベントが増えてくればいいなぁと思っております。特に柔道の試合を見ていて、感染対策をしっかりやれば柔道でもできるんだから、僕のセミナーなんて楽勝でできるはずだよなぁと思っております。
木村達哉拝