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英作文セミナーと東京ロングセミナー

2021.07.31(土) 09:30

この写真のときが200名のご参加ですから、404名がいかに多いかというのがわかっていただけると思うんです。いや、今日の僕の英作文指導セミナーです。そんなにもたくさんの先生方がご参加くださったんです。オリンピックをやっているというのに。新型コロナの感染者が東京で4000人を超え、沖縄で400人を超えたというのに。この写真の2倍の参加者がありました。

と言ってもオンラインセミナーでしたので、この写真のような感じにはならなかったんですけどね。ZOOMの音声はオフにしていただきますが、参加者のカメラはオンにしてもらいますので、参加してくださっている人たちの表情はよくわかるのです。多くの方々が指示どおりにオンにしてくださいます。笑顔でいてくださるなぁと思いながら、またしょうもないギャグを飛ばしておりました。

英作文、僕たちの世代では和文英訳が「普通の英作文」ということになるんでしょうけれども、国公立大学の二次試験では、すでに自由英作文を出題する大学のほうが多くなっています。自由英作文は和文英訳ができることを前提として、論理的思考力や表現力を見ることができますので、和文英訳よりもその受験生の力がわかります。

その点では、ミスしないように中学生でも読めるような英語で書きなさいという指示をしているような指導者にあたると、受験生はあまり高得点を取ることができません。中学生でも読める英語では、高い表現力を発揮することなどできないからですね。たとえば「調べる」を英語で表現したいと思ったとき、A君はcheckを、Bさんはtake stock ofを使ったとします。採点するサイドからすれば、Bさんに高得点を与えます。

表現力というのはそういうことです。その点で、イディオムや慣用表現などは知っておかねばなりません。自由英作文が出題される大学を受ける予定だという人は、高校生なら知っておくべきイディオムの1000個ぐらいは使えるようにしたいものです。『新ユメジュク』を使ってくださっている人はありがとうございます。

また、論理的な文章を書くためのSDS法やPREP法についても説明をさせていただきました。多くの先生方がスクリーンの向こうでメモを取りながら頷いておられました。終了後に羽田空港に向かいましたが、たくさんの方々からLINEやMESSENGERでありがとうをいただき、恐縮していました。こちらこそありがとうございました。

来月は東京ロングセミナーですね。昨日のセミナーで公表しましたが、すでに受付が始まっています。これまたオンラインですが、よかったらご参加ください。こちらからお申し込みにができます。昨年と同様に、細分化されていますので、各々が参加したいセクションだけでもご参加いただけます。

また多くの方々にお会いするのを楽しみにしています。

木村達哉拝