BLOG / ブログ /

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 自分で決める

自分で決める

2021.08.02(月) 05:45

全国知事会が都道府県境をまたいだ旅行や帰省を原則として中止するよう求めるメッセージ案を示しましたね。それについて、ツイッターでは反発のツイートが相次いでいると報じられています。一方、大阪の松井市長は、大阪市立の学校は修学旅行に行っても構わないと仰っています。理由は「オリンピックはやっているんやから」と。理屈としては松井さんのほうが通っています。

僕は奈良県の生まれですが、すでに両親が他界し、ここが故郷ですと呼べる家があるわけでも待っている人がいるわけではないので、8月のイベントが終わったら沖縄でステイホームしようと思っています。観光をするわけではないし、絵を描いたり文章を書いたりしながら過ごす予定でおります。人がたくさんいる場所にはジュンク堂書店那覇店さん以外は行きませんし、ウォーキングと買い物とさくらの散歩とゴルフ以外はほとんど出歩かないでしょう。感染したくないので、沖縄にいる予定です。

いろんな人が「べき論」を書いていらっしゃいますが、自分の行動は自分が決めればいいのです。私たち人間はみな自由ですからね。特に今は国境を越えて、多くの人たちが日本を訪れています。すでにバブル方式なんてものはもともと破綻していますので、感染した人が東京を闊歩しているような報道もありますが、それにしても自分の行動は自分で決めることです。権力者がこうしろというようなものではありません。

その権力者も、自分のこととなると一所懸命でして、政治資金パーティーを開いている旨が報じられています。酒を出さないとか食事すら提供しないとかいった世迷言を発信しているようですが、そもそも「パーティー」という言葉に対する国民の気持ちが読み取れない人たちなので、そりゃ国民に「県境をまたぐな」なんて言えた義理ではありません。

皆さん、感染しないように気を付けましょう。そのうえで、行動については常に自己責任のもと、自分で決めることです。そして言うまでもないですが、他人の行動を批判すべきではありません。その人にはその人の信念なり責任なりのもとで動いているのですから。

木村達哉拝