長崎と言えば五島高校、壱岐高校、長崎東高校、佐世保北高校など、いくつかの学校を今まで訪問し、『ユメタン』などを使って勉強している生徒たちに話をしてきました。長崎っていろんな顔を持っているんですよね。同じ離島でも五島と壱岐はぜんぜん違う顔をしていますし、長崎市と佐世保市もぜんぜん違う表情をしています。それは、たとえば佐世保は米軍基地がある関係でハンバーガーが有名である等という点でも異なりますが、そもそもの街の匂いが違います。
いまは佐世保駅前のビジネスホテルでこのポストを書いています。さきほど駅前の大善さんでちゃんぽんを食べました。いやぁ、美味しかったです。ひとりだったのが残念ですけれども。
今日は佐世保北中学校の3年生と佐世保北高校の3年生に講演を、その後に高2と高3の東大京大志望者に対して授業を、させていただきました。中3生徒たちには勉強って何なのか、どうして勉強するのかという話を中心に、高3生徒たちには、共通テストまでの100日をどう勉強すべきなのかという話を中心に、それぞれ話しました。
授業では得点源である大意要約と英作文(和文英訳・自由英作文)の解き方を説明しました。東大や京大に進学を希望している高3生と高2生に、東大や阪大の問題を使いながら、どうすれば合格レベルの答案が作れるのかという話をしました。その問題の解説だけをしても意味がないですからね。方法を知らないといくら数をこなしても伸びません。
懇親会がなく、ひとりで晩ご飯を食べねばならなかったのは残念です。しかし、帰りに校長先生や教頭先生、担当の沢目先生や米谷先生、そしてなにより多くの生徒たちが、正門からもうすっかり暗くなった佐世保の街に出ていく僕を拍手で見送ってくださいました。本当に嬉しかったです。少し照れ臭かったけど。
とっても気持ちのいい学校でした。嬉しいなぁ、幸せだなぁと思いながら今日1日を過ごすことができたのは、やはり人々と出会い、笑顔を交わし合ったからですね。こういうインタラクションがあって人間は心が温かくなります。まだまだウィルスに対して油断をするわけではありませんが、こういう機会が増えればいいなと思っております。お世話になった先生方、生徒たち、本当にありがとうございました。感謝申し上げます。
木村達哉拝