この写真、なんだかわかりますか。山口県萩市と言えば?そうです、これは現存する松下村塾です。今回は時間があったので、萩高校の岩本先生が連れていってくださいました。いやぁ、ものすごく刺激を受けました。体が震えました。いっぱい蚊に食われまして、吉田松陰先生から「気合いが足りませんのや」と言われている気がしました。そうか、ここから伊藤博文をはじめとする日本を近代国家にしたさまざまな偉人賢人が出たのかと思いながら、細部まで見学しました。
え?これが?というぐらい小さいんです。このなかにやる気満々の若い人々がギューギューに座って学んでいたんでしょうね。それほどテキストも充実していたわけでもないですし、今みたいに「これコピーして全員に配付して!」的なこともできませんでした。みんな、僕たちよりずっと不自由だったなかで、それでも報告の意気に燃え、学んでいらっしゃったんですね。
萩の生徒たちは恵まれていますねぇ。学校のすぐ近くにモチベーターが、自分のやる気を刺激してくれる存在があるのですから。僕が萩高校の生徒だったら毎日のように訪れるかもしれません。闘志がみなぎるのを感じながら、松下村塾をあとにしました。吉田松陰先生は死んだ後も僕たちのモチベーションを上げてくださいます。
今日は駄目だなという日は誰にでもあるものです。しかし、自分なりの工夫、自分なりの打破法がある人は強いように思いますね。僕も「あぁ、今日はなんでこんなにファイターになれないんだ」という日があります。そういう日こそ「えいやぁ!」と動くようにしています。動画で、やる気が上がってこないという人のために話しました。こちらです。よかったらご覧ください。
木村達哉拝