今日はジュンク堂書店那覇店さんでイベントを開催しました。100名を超える方々がお越しくださいました。なかには北海道や東京、奈良からいらっしゃった方も。心から感謝申し上げます。ありがとうございました。「大学受験の流儀」というタイトルのレジュメを配付し、お話をさせていただきました。

大学に行くために勉強しているという高校生は非常に多いのですが、そもそも大学って何をするところなのか知らないという子がいます。また、大学に行くとどういうことが待っているのかも知らないし、大学を出るとどういうことが待っているのかもまったく知らず、単に就活をするためのone stepだと考える人もいます。それは間違いです。

また、保護者の方々のなかには、自分が子どものためにできることを必死になって模索されるかたもいらっしゃいます。よく「自分が子どもを難関大に入れた！」という一風変わった親御さんがメディアに取り上げられますので、自分も入れられるんじゃないかとお思いになるんでしょうね。それは非常に危険な考え方なのですが、それについてもお話をさせていただきました。

終わってからサイン会がありましてね。おひとりおひとりにサインをさせていただきました。私たち物書きは、本を買っていただけないと生活が困窮します。なかには４冊も５冊も持ってきてくださる方もいらっしゃいました。ありがたいことです。どこからいらっしゃったんですか、お子さんはおいくつなんですかなどと声をかけます。高校生にはどこの学校なの？何年生？などと声をかけ、しっかり努力して行きたい大学に行くねんでと話しかけました。

本来なら４月に開催していたイベントなのですが、延期に次ぐ延期で、ようやく開くことができました。皆さん、笑顔で帰っていかれるのを見て、心浮き立つ思いでした。沖縄の皆さん、ありがとうございました。申し込みのシステムがないのでどれぐらいの方がいらっしゃるんだろう、がらがらかもしれないな、でもそうであってもいらっしゃった方のために話をさせていただこう、と考えて前日はあまり眠れませんでした。それだけに100人超の方々がご来場くださって、本当に嬉しく思っています。

木村達哉拝

追記、
学校の教員になった当時、どういう英語の勉強をしていましたかという質問が届きました。どういう教材をつかっていたのか、どういうことに気をつけていたのかについて教えてほしいということでしたので、すべてお話をさせていただきました。動画はこちらです。いつもすみませんが、チャンネル登録をしていだければ嬉しく思います。