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明秀学園日立高校さんにて

2021.11.02(火) 09:20

茨城県に来ております。今日は明秀学園日立高校の先生方にお話をさせていただきました。進学実績を上げたいと、特に東京大学の合格者をということでしたので、それなりのお話となりました。ただ、東京大学に関して言えば、対策をする段階というのはかなり最終的なものです。まずは、そのレベルの生徒たちを育てなければなりません。その点で、シラバスはものすごく大事です。

理系の生徒たちは大学に進むと理科を勉強することが多くなります(理学部数学科を除く)。文系の生徒たちは大学では社会を勉強することになります(文学部や外国語学部を除く)。したがって難関大学の理系は理科が重視されていますし、文系は社会が重視されています。そしてこれは配点を見れば明らかです。配点を調べると、どんな生徒に来てもらいたいのかがわかります。

理科や社会が重要なのに、高3になっても数学や英語を必死にやっているようでは困ります。僕のYouTube動画でも話をさせてもらいましたので、ご覧になった方はおわかりだと思います。そうすると、シラバスをどう作るのかがかなり重要だということになるわけですね。

中高一貫校であれば、シラバスの作り方はけっこう楽なんです。なにせ6年もありますから。でも、3年ということになると、かなり大急ぎで英語と数学と国語を作っていくことになります。目標としては、共通テストに関しては高2までで高得点が取れるところまでやってしまいたいところです。共通テストはかなり簡単ですが、二次試験での逆転は不可能ですので、超難関大や医学部の生徒の場合、最悪でも780点、できれば800点は取っておきたいです。

とすれば、高2の終わりには700点を超える程度には持ってきておいて、残りの1年で理科と社会を徹底して勉強し、プラス100点の力を形成することになります。計画的にやっていかないと、なかなか3年では難しいというのが実情なのです。今日はそこまで具体的に話す時間がありませんでしたが、来年も呼んでもらえるということなので、そこではかなり具体的に話せるんじゃないかなぁと、勝手に思っています。

明日は水戸セミナーです。10人が会場にいらっしゃって対面で、100名がオンラインで受講されるそうです。どうぞよろしくお願いいたします。

最後に動画を更新しています。
①英作文の添削の方法:こちら
②リスニングが苦手という人に向けて:こちら
③伸びる生徒の特長とはなにか:こちら

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木村達哉拝