HUB沖縄(ニュースサイト)で連載をさせていただくことは既に書きましたね。ようやく第1回をアップすることができましたので、よければお読みください。本来的にこのサイトは沖縄のニュースサイトなので沖縄について書かねばならないはずなのですが、依頼をしてくださった方が「キムタツさんは自由に書いてください」とおっしゃいましたので、記念すべき第1回は神戸と福島と沖縄のつながりについて書きました。
阪神淡路大震災と東日本大震災と沖縄。この3つの「点」が僕のなかでどうつながっているのかということを書きました。この2つの地震がなければ、前川直哉君が福島に移住することはなかったでしょうし、僕が福島の高校生たちに授業をすることもなかったはずです。したがって、沖縄の高校生や保護者の方々の前で僕が話すこともなかったと思われます。
HUB沖縄の僕のコラムはこちらです。よかったらお読みください。
木村先生は沖縄が好きなんですね!とよく言われてきました。もちろん好きは好きなんですけど、でも福島も好きですし、広島もかなり好きですし、もっと言うなら北海道や東京も大好きです。沖縄ではもう長いことマリンスポーツなどもしていないですし、皆さんが思われる典型的な沖縄ライフを送っているわけではありません。
沖縄は僕のなかではすでに場所ではないんです。沖縄という場所に行っている感覚はまったくありません。人に会っているのです。その人々に会う場所がたまたま沖縄というだけの話です。ジュンク堂書店の店長、首里のすけさん、NHK沖縄のディレクターさん、興南の先生方・・・もしその人たちが別の場所にいらっしゃるのであれば、僕はそこに向かうことでしょう。面白い人たちが沖縄にたくさんいらっしゃるんです。僕におおいなる刺激を与えてくださる人たちが、です。
刺激を与えてもらってそのままでは意味がありませんからね。刺激を受けたのであれば行動しないといけません。僕の内なる知識や経験値が沖縄の子どもたちにいい影響を与えられればいいなと思っています。沖縄はまだまだ子どもたちのポテンシャルを伸ばし切れていないんじゃないかと感じていますので、僕の経験がお役に立つならそれは利用してくださればいいんじゃないでしょうか。経験とはそういうものです。NPOを立ち上げた経緯はHUB沖縄のコラムに書いたとおりですが、想いを感じていただければ。
HUB沖縄での連載はずっと続いていきます。予定では月2本の更新です。よかったらブックマークをしていただいて、読んでくだされば嬉しく思います。どうぞよろしくお願いいたします。
木村達哉拝