今日は興南中学校でした。中学生たちによるE-1グランプリが開催されるということで見学に行ったのです。行きますと事前に言っていたこともあり、着いてみたら審査委員長になっていました。わはは！いやぁ、楽しかったです。

E-1グランプリ、要するに中学1年生は英語の暗唱、2年生は英語での寸劇、そして3年生は英語スピーチをクラス代表が行って、それぞれの学年での優勝を競うというものです。各クラス3名（中2は3組）ずつが選出されていて、したがって4クラス12名（組）が出場していました。司会も生徒たちが英語で行っていました。

特に中1の生徒たちなどは半年前に英語を始めたばかりですからね。長い文章の暗唱は厳しいんじゃないかなぁと思っていたのですが、先生方のご指導の賜物なのでしょう、なかなかどうして素晴らしいレベルでした。

中2生徒たちの英語寸劇は脚本が楽しく、引き込まれて見ていました。英語の発音が素晴らしく、一緒に審査員をしたレナード先生に、Thanks to your good instructionsと話すと、I think the combination with the Japanese teachers is good.と照れておられましたが、いやぁ本当に素晴らしかったです。

また、中学3年生の英語スピーチは、話のコンテンツにしても、英語の使用言語のレベルにしても、発音にしても、さすがの上級生ぶりでした。これまで積み重ねてきた英語学習の成果を、後輩たちにしっかりと見せつけていたように思います。

西大和学園と灘校しか経験していませんので、こういう他校の取り組みは目新しく、自分が教員時代にやっておけばよかったなぁというイベントに出会うことがよくあります。英語学習と言うと日々の授業と家庭学習が中心になるのですが、時にこういった英語を話す機会を学校が生徒に与えることは重要だなぁと思いながら審査委員長を務めておりました。お誘いくださった興南の先生方に感謝申し上げます。

木村達哉拝