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米田謙三先生との対談イベント

2021.11.27(土) 11:00

今日は米田謙三先生との対談イベントで、もうすぐ出かけます。謙ちゃんとは、彼がまだ前任校にいるときからのお付き合いですから、もうかなり長いこと親しくさせていただいています。今まで一緒にやったセミナーやイベントはだいたい先生方向けで、第1部が僕で第2部が彼なんて形で、要は別々に話をしていたのですが、今日のイベントは初の対談イベントなのです。詳細はこちらです。いやぁ、本当に楽しみです。

すでに550人もの方々にお申し込みをいただいています。約60%が学校の先生ではない社会人の方々ですが、中学生や高校生も申し込んでいるそうです。僕のほうはICTやAIに詳しいわけではないので、むしろ英語や教養についてお話をさせていただきます。場合によっては彼にAIとかNFTについて尋ねることになるかもしれません。

AIが瞬時に英語翻訳してくれるのに英語を勉強しないといけないんですかと尋ねる人がいらっしゃいます。それって昭和時代にもあったんですよ。電卓というものが登場したときに、まだ算数や数学を勉強するんですかとおっしゃる方々がめちゃくちゃ多かったんです。それからしばらくして、日本人の多くが数学を勉強しなくなりました…なんてことはありません。むしろ重視されるようになりました。

英語ができるようになるっていうのは、つまり自分の変革であったり成長であったりを意味します。もちろん海外の情報をいち早く知ることができることにもなりますし、海外に行ったときに困らないなんてことにもなるでしょう。でも、外国語ができることのメリットのひとつとしては、自己変革の意識が一番大きいんじゃないかなぁと、僕は思っています。

バイデンさんが英語で話しているテレビを見る人は多いと思うのですが、バイデンさんの話を聞いているのではなくテロップを読んでいるんですよね、必死に。人が喋っているのを聞くのではなく、誰かが大雑把に翻訳したものを読んでいるんです。一方、英語ができる人の場合、バイデンさんの英語だけを耳で聞いて、手元のスマホの日本語を目で読み、家族と日本語で話すということができます。そんなの別にしたくないという人は別に勉強しなくてもいいのです。でも、英語ができると、そういうことができますよということです。

英語が話せるようになると、聞けるようにもなります。普通はその2つはセットになるので。また、当然ですが書けるようにもなります。話せるのに書けないということはありません。英語が話せるようになって自分が成長したことを実感し、もっと勉強したいなという気持ちになる人が増えればいいなと願っています。英語を話すための土台について、こちらの動画で話しましたので、よければ暇なときにでもご覧ください。

木村達哉拝