沖縄日帰りは初めての経験でした。それほど疲れないのはANAさんのお陰だろうなぁと思いながら、伊丹空港に降り立ちました。琉球新報社のイベントがありまして、どういうわけか僕に講演のご依頼をくださいました。ちなみに講師は12時からが僕で、15時からピーター・ランダースさん。ランダースさんはテレビでコメンテーターとしてご活躍ですので、僕はお笑い芸人枠なんだろうなと思いながら那覇の泉崎へと向かいました。笑っていただけてナンボですわ。

勉強をする際にがむしゃらになって！必死になって！一生懸命になって！やりましょうという文化が昭和時代どころかその前からあるように思いますし、それ自体は間違いじゃないんでしょうね。でも、そもそもどうやれば成績が上がるのか、どうやればモチベーションが維持できるのか、そもそも勉強するってどういうことなのか等を知らなくて、単にがむしゃらにやっていても続かなくないですか？

沖縄には事前申し込みというシステムが無いので、どれぐらいいらっしゃるのか見当もつかなかったのですが、開始直前には会場が埋まりました。ありがたかったです。ほんまにありがとうねと言いながら、参加者の皆さんに僕のクリアファイルをプレゼントしました。配付を手伝ってくださった方々もいらっしゃって、温かみを感じておりました。

成績を上げるために、モチベーションを上げるために、大切なことをお話しすると、頷きながら、メモをとりながら、熱心に聞いてくださいました。終わってからのサイン会では長蛇の列ができ、僕の『東大に入る子が実践する勉強の真実』を手に並んでくださいました。急きょ駆けつけてくださったジュンク堂書店さんには感謝申し上げます。ありがとうございました。

沖縄の人たちがしっかりと勉強し、世界中で活躍する人がどんどん出てくると、県内の諸問題はひとつずつ確実に片付いていきます。勉強というのは、自分のためではありますが、それと同時に人様のため、あるいは社会のためにやるものです。参加してくださった方々やそのお子さんたちが、この講演を機に勉強しよう！と思われたのであれば、僕の講演は成功だったということになります。本当にありがとうございました。

木村達哉拝

追記、
娘が医者になりたいと言っているのですが、というお母さんから相談のメールをいただきました。キムタツチャンネルで答えています。よければご覧ください。動画はこちらです。また、よければチャンネル登録をお願いします。