沖縄県立那覇西高校を訪問するのはこれが2度目です。前回は2年か3年前だったでしょうか。知念先生から依頼をいただきまして授業をしてきました。沖縄名物の大渋滞につかまり、たった10キロちょっとの道なのに1時間近くかかってしまいました。沖縄、いい場所なのですが、政治家が悪いのか、それとも行政側の問題なのか、朝夕の大渋滞が本当にひどいですね。これが毎日です。経済に悪影響を及ぼすので、なんとかしたほうがいいと思いますね。沖縄に戻ってくるたびに思います。
さて、那覇西高校の授業です。「読む」を中心に据えてということでしたが、読むだけで終わりという授業ではもったいないので、2コマ目は「聞く」を中心に話しました。「聞く」トレーニングをする際には、スクリプトを読むところから始めますので、結局のところその2つのスキルはリンクしているのですよ。聞く勉強をしていると、確実に読めるようになっていきます。英語に時間をそれほど割けるわけではないという受験生は、迷うことなく「聞く」にフォーカスした勉強をすべきです。
那覇西高校の高1と高2の生徒たち約80名を相手に、勉強法を話しました。実際に音読をしながら、音読の正しい方法を体験してもらいました。できそうか?と問いかけると、頷いています。ただ、今日の授業2コマで英語の脳が出来上がったわけではないので、365日のうち360日ぐらいは音読してねと言うと、マスクの上に見えている目がまん丸になるのがわかりました。
そんなにもやらないといけないのか…と思ったんでしょうね。でも、たとえば甲子園に出たい選手に365日のうち360日はバットの素振りをしてねと言うと、おそらく「残りの5日も素振りします!」と答えるはずですよね。英語もそれぐらいのモードでないと伸びないと思われます。まぁ、別に英語なんかやらなくてもいいわと思っている人はしなくてもいいんですけどね。
知念先生と校長先生にはお世話になりました。またお会いすることもあろうかと思いますが、どうぞよろしくお願いします。また、知念先生にはアイアンの打ち方を伝授していただきました。よかったら近いうちにラウンドしながら教えてください。それもよろしくお願いします。
木村達哉拝