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笑い

2021.12.26(日) 06:20

クリスマスは如何でしたか。僕はオリジン・コーポレーションのライブで大笑いしてきました。一緒に行った興南の先生方も、いい時間だったねぇ!楽しかったねぇ!を連発。やはり、笑顔で過ごすのって大事ですね。僕は笑顔でいる人が大好きです。子どもの頃、周囲に気を遣っては疲れてしまうタイプの人間だったこともあり、よく笑ってくれる大人がいてくださるとほっとしたものです。

両親は、それなりに素晴らしい人たちだったなと今になれば思いますが、子どもの頃は怖くてねぇ。母からはよく平手打ちされました。当時はDVという言葉もなかったですしね。時代的に子どもは叩かれるもんだという意識もあったんじゃないでしょうか。父から叩かれることはなかったですが、そこにいるだけで怖かった。口答えなんてとんでもない。殺されるかもしれないという意識がありました。両親の顔色を見てばかりいました。ぜん息を発症したのはそれと関係があるのかもしれませんね。

話を戻します。僕は、だから周囲の人たちにできるだけ笑顔でいてほしくて、おかしなことばかり言ったりしたりしていました。あぁ、今もそうか。笑顔を見せてくれる人が大好きです。だけど、人間って男も女も長く付き合っていると、一緒にいることに慣れてしまって笑顔を見せてくれなくなるんですよ。ありがとうの回数も減ってきたりね。だから僕はいつも笑っているように思いますし、ことあることにありがとうを言葉で伝えようと思っています。

この沖縄滞在中に、ジュンク堂書店那覇店さんで開かれた落語ライブと、昨日のオリジン・コーポレーションのライブに行き、2つの重要性を改めて感じることになりました。1つは笑いです。笑っていることの大切さです。そして、人に笑いを提供することも大事ですね。みんながみんな面白いことが言えるわけではありませんが、僕はこれからも講演やセミナー後に「面白かったです」「大笑いしました」と言ってもらえるように精進しようと思います。

もう1つは話術です。落語にしても漫才にしても、人様に安心して聞いてもらえるスキル(話術)がないと、いくらネタが面白くても駄目です。リズム、トーン、速さ、間の取り方…いろんな話術のポイントがあるのですが、小文枝さんや楽珍さんの落語を、「しんとすけ」や「こきざみインディアン」の漫才を、どうしてこの人たちはほかの人たちより面白いんだろうと考えながら聞いていました。極めて不健康なお笑いライブの楽しみ方かもしれませんけどね。

僕の場合は漫才のように誰かと掛け合いをするわけではなく、ひとりで話すケースが多いので、落語や漫談が非常に役に立ちます。自分ならここはこう言うだろうな、自分があそこにいればこのネタはこう編集しただろうなと考えながら聞いておりました。今回の沖縄滞在は、その意味で非常に有意義なインプットがありました。いい勉強になりました。落語の会があるよと教えてくださったジュンク堂書店の森本店長とオリジン・コーポレーションのライブに誘ってくださったオリジン代表の首里のすけさんに感謝しています。

次回のオリジンライブは1月22日(土)です。僕も客席から参加させていただきます。沖縄の方は是非。特に、もっと笑って幸せになりたい方、そして僕のように人前で話す仕事をされている方は必見です。

木村達哉拝