共通テストまであと2週間ほどになりましたね。キムタツチャンネルで、共通テストの英語で成功するためにどう過ごすかを話しました。毎年この時期になるとブログのPVが劇的に増えます。泥縄的に勉強をしても数字は上がらないので、特に高1や高2の人たち、もしくは将来は大学を出て、社会的にはそれなりの立場でやってやるぞと思っている中学生たちは、計画的に自分の力を上げておきましょう。
とは言っても、高3生にとっては正念場ですからね。僕の動画が多少でも役に立てば嬉しく思います(動画はこちら)。英語では200点満点を取る受験生は少ないものの、共通テストで190点以上を取るのはセンター試験より楽になりました。易化しましたからね。ただ、リスニングの比率が上がったぶん、リスニングが得意な子と苦手な子ではものすごく差が生まれることにもなりました。
その点では普段からリスニング力を高める努力をしている受験生は有利でしょうね。国公立大学を狙っている受験生にとっては、あんな簡単な英語の試験で140点しかなかったなんてことになるとショックでしょうけれども、リスニングが苦手だとあり得ない話ではありませんからねぇ。残された日々、毎日音読を繰り返してください。動画で話しましたが、語彙と読む力を高めないとリスニング力は上がりません。
また、語彙力に関して言えばですが、覚えるときには「自分は忘れる」と思いながら勉強することです。暗記をがんばっているのに「今覚えたことは忘れる」と感じるのは諸行無常の響きがあるようにも思いますが、エビングハウスさんが私たちに教えてくださったように、人間はものすごく忘れるのです。100個覚えたって明日には26個になっているんです。とすれば、今日覚えたものは明日見直すしかないじゃないですか。
やることがたくさんあって、何から手をつけていいのかわからない状態に陥っている人もおられるのでしょうけれども、必ず計画を立て、それを粛々と潰していくことです。まさか今になって塾に通っていれば安心だというモードにはなっていないとは思いますが、僕が教えてきた受験生は日に15時間ほど自習をします。自宅の部屋なり自習室なり図書室なりにこもって、健康維持のために1時間に1回ぐらいは外気に触れながら、共通テストで失敗しないよう最後まで頑張りましょう。
木村達哉拝