仕事や学校が始まって、いよいよ正月気分から脱出しましたか。僕などは昨年退職してからはサンデー毎日状態でして(つまり、毎日が日曜日という意味)今日が何曜日なのかもわからないのです。いつも動画で話していますが、手帳を見ながら自分を律しておかないと、果てしなくだらだらしてしまいます。それではなんのために退職したのかわからなくなります。退職の際に応援します!と言ってくれた教え子たちに申し訳ないというものです。
絵を描くにせよ文章を書くにせよ、否、ゴルフをやるときでもそうです、一生懸命努力して今の自分を超えようという気持ちを大切にしないと、気合いが入りません。黙っていてもサラリーがもらえる立場ではないので、生きる気力が全てなのです。エネルギーを充満させた状態を作ろうと意識しています。また、いろんな人たちからエネルギーを頂戴します。やはり、人に会って話をして刺激をいただくから、自分のエネルギー量が上がるというものです(写真ではふざけているだけのように見えるかもしれないけど)。
その点では、コロナ禍でZOOMをはじめとする便利なツールのおかげで「会わなくても会える」機会が増えました。セミナーにしても会議にしても、その場に相手がいないのに、形の上では会って話している状態が作れますからね。非常に便利ですし、感染の可能性はゼロですから、きっとそれらのツールはこれからも活用されるんでしょう。
確かに、人と会わないでZOOMなどを使ってもinformationを伝え合うことはできます。が、passionは伝わりにくいんですよね。英語で言うなら、単語の覚え方やリスニングのトレーニング法などの勉強法などは伝わるんです。でも、「よし、やってやろう!」という気持ちにはなりにくいんじゃないかと思うんですね。だからこそ、今年こそセミナーは対面式でやってほしいとおっしゃる方々が圧倒的多数なのではないでしょうか。
今年は鹿児島のラグーナ出版さんから初めて絵本を出せそうです。今月末に鹿児島に行ってくるのです。これにしたって、僕の描いた絵をデータで送り、ZOOMで打ち合わせをしようと思えばできるのです。だけれども、僕は絵本という点においてはあくまでも新人作家ですので、ラグーナ出版さんにpassionを伝えたいのですね。
今度出す絵本は、悩んでいる人たち、悲しんでいる人たち、うまくいかなくて苦しんでいる人たちのために、ちからになりたくて創っている本なのです。だからこそラグーナ出版さんから出したいのです。そういった僕の気持ちが伝わればいいなと思うからこそ、鹿児島に足を運び、顔を突き合わせて話し合いをするのですね。
以前から第6波が来るのは間違いないと言われていましたが、やはり感染者が増えてきましたね。しかし、僕たちにはこの2年間の経験値がありますからね。まったく知識がなかった2年前とは違うわけです。手洗いやマスク着用を心がけながら、できるかぎり自分のエネルギー量を上げるために行動したいと思っております。
木村達哉拝