ここに来ていろんな学校さんからご依頼をいただいています。共通テストを受験する生徒たちに対して動画を送ってほしいというものです。直前の授業とか壮行式とかで見せはるんでしょうなぁ。いくつかの学校さんにすでに送りました。今日はある学校の生徒たちにZOOMで直接話しかけることになりました。もちろん『新ユメタン』や『ユメリス』などを使ってくれている学校ばかりです。

キムタツチャンネルで話しているようなことばかりではあるのですが、その学校の生徒たちに話しかけるということになると、言うまでもなく学校名を言うことになりますし、依頼された先生のお名前を言うことになります。つまり、一般的な話ではなく、その学校に特化した話になりますので、木村という人間が話しているという点では動画と同じなのでしょうけれども、生徒たちの受け止め方は違うものになるんでしょうね。しゃべっている僕自身も、目の前にその生徒たちがいるという体で話しますしね。

僕の話にどの程度の効力があるのかはわかりません。が、少なくともそういったことを僕に依頼した先生方のお気持ちを生徒たちには汲んでほしいなぁと思っています。これは講演なんかでもそうですが、生徒たちの中には「今から話を聞くのかぁ、うざいなぁ」なんて思っている子もいるはずなんですよね。でも、生徒たちには「僕みたいなのに依頼した先生方の気持ちを大切にして、僕も心を込めて話すので、皆さんも意気に感じて聞いてください」と、講演では言うようにしています。

この時期に各学校に送る動画はたかだか5分程度のものですが、それでも心を込めて話をするようにしています。通り一遍の言葉では、聞いている人たちの心を突き刺すことはできません。しっかりと事前にメモを取り、話す内容を決め、そしてカメラをしっかりと見て話すようにしています。僕の動画を見てくださった受験生の皆さん、そんなわけでいろんな大人の期待がこもっているんだなぁと思いながら視聴してもらえれば嬉しく思います。

木村達哉拝