鹿児島にラグーナ出版という出版社さんがあるんです。以前、ラ・サールの丸山先生が『旅をする本』という、生徒たちに書物を紹介する際に配付しているハンドアウトを書籍化した本を出された出版社さんです。またラグーナ出版さんを選んだ経緯については書きますけれども、こちらの出版社さんからどうしても自分の一冊目の絵本を出したくて、昨年10月に代表の川畑さんに会いに行きました。川畑さんのお名刺には「心の健康を捧げる株式会社ラグーナ出版」と書かれてありました。
実は今月末にも打ち合わせをするために鹿児島に行くんです。10月に行ったときに、表紙の絵も含めて出版に必要な絵の点数を指摘していただきましたが、それを持っていくんです。いつ出版できるのかも含めて、いろいろお話をさせていただこうと思っています。絵本に関しては新人ですし、わからないことだらけですので、ラグーナ出版さんにいろんなことを教えていただこうと思っています。
人間って生きていると傷だらけになります。特に対人関係で傷つくことがほとんどです。傷つき過ぎて朝起きられなくなる人たちもたくさんいらっしゃいます。心の傷は目に見えませんから、傷ついているのに、それをさぼっていると他人から思われることだってあります。鋼のハートの持ち主に見える人であっても傷つきます。
誰でも傷つくのは傷つくのですが、考え方を変えながら傷を受けないようにぐるっと回避する人もいるんですね。気持ちの持ちようとしか言いようがないのですが、その持ちようが上手なんだと思うんです。僕の絵本を読んで、不器用な人が上手く自分の傷を癒してくださればいいなと思って創っています。よければ手に取っていただけますでしょうか。
木村達哉拝