神奈川県の進学校の先生からご連絡をいただきまして、中1生徒に対する英単語の指導ってどうされていましたかという内容でした。スペリングを期待するのも酷ですしね。かといって、単語テストを週1回や2回やったところで定着しませんから、授業中に帯活動で指導するのが一番効果的だと思っていました。授業中に単語の覚え方も発音の仕方も全部教えてあげて、ある程度わかってきたなと思ったら家庭学習の比重を大きくしていくという方法です。
覚え方も指導しないで覚えてきなさいというヤクザな指導はしていませんでした。発音、特に子音ですね、それについてはけっこう入学時に時間を割いて教えていました。また、最初の2か月ほどは身のまわりにあるもの(現在では『新ユメタンJr.』がそれにあたりますが、当時は本がまだなかった)を覚えさせていました。
具体的にはこちらの動画でわかりやすく説明し、灘中学校1年生の単語指導を再現しましたのでご覧ください。通訳養成学校ではスペリングを書かずに、口頭で試験が行われていましたので、それを真似る形にしました。動画をご覧いただければおわかりいただけると思います。よろしくお願いします。
木村達哉拝