4月5日に紀伊國屋書店加古川店さんでイベントを開催します。16時からは「東大に入る子には共通点があった!」という内容の、17時からは「語彙力・リスニング力が上がるキムタツ塾!」という内容の、それぞれ講演というかワークショップというかを開催するのです。お近くにお住いの方はどうぞいらしてください。
どちらも当たり前の話をさせてもらうことにはなるのですが、それでもたとえば「成績が低いから塾に行こう」という人もいらっしゃるので、決して塾に行ったからといって成績が上がるわけでもなくて、むしろこういう要素が必要なのですよという話が中心になると思います。塾に行くのは間違いというわけではありませんので誤解のないように。単に塾に行っていてもカネと時間の無駄になる可能性もあるということです。
特に、東京大学に入る子たちは平均して読む力が高いものです。理由はイベントでお話ししますが、なにより大きいのは自分で勉強ができるという点にあります。たとえばわからない箇所があるとするじゃないですか。先生に質問に行って理解できたとしても、少し聞いたぐらいでは忘れてしまって、またできなくなっていくもんなんですよ。
手元に本(参考書)があれば解決するのです。読む力さえあれば、実は先生も要らないんです。東大に入るような子は、幼少期から本を読んでいるので、長い文章に対するメンタルバリアが無いんですね。その点で、一番大事なのは読む力だと断言できます。それ以外にも読むことの効用はたくさんあるんですが、それはイベントでお話しします。
第2部(語彙力とリスニング力」について言っても同じことが言えるのですが、YouTubeのキムタツチャンネルで何度も話していますので、ここでは割愛します。英語力を上げるのに読書量が足りない場合は語彙力もリスニング力も絶対に上がることはありません。
ただ、読書経験が乏しい人の場合、何を読んだらいいかわからないとかどう読んだらいいのかわからないということもありますので、それもキムタツチャンネルで(もちろんイベントで)お話をさせていただこうと思っています。お勧めの本については僕のこのホームページでもアップしていっていますので、ご覧いただいて良さそうな本があればお読みいただければと思います。お勧め本のそれぞれにコラムをつけていますので、それだけでもお読みください。こちらです。
皆さん、本が嫌いなわけではないと思うんです。それに、読んだほうがいいなと思っている人のほうが多いんじゃないかと思うんです。でも、忙しかったり面倒くさかったりして、読書から疎遠になっているんじゃないでしょうか。まずは手元に何冊か置いておくことが必要ですので、少し時間を見つけて書店さんを覗いてみるというのが大事なんだろうなと思っています。
木村達哉拝