今までなら今日4月7日に学年の集まり(会議とまでは言えない程度の集まり)があって、新学期の打ち合わせをするのですが、昨年からそれもなくなりました。授業に関してはいろいろなところからオファーをいただきますし、沖縄の興南高校など、親しい先生方がいらっしゃる学校にはこちらから「授業させて」とお願いします。
が、学年のさまざまな細かい作業がなくなったのは、煩雑さがなくなったという点では良いのでしょうが、なんとなく寂しい気持ちにもなりますね。懐かしい気持ちさえします。あれ?僕、会議好きだったのかなぁなんて思ったり。
チームキムタツのMLで佐藤先生(神奈川の聖光学院)や丸山先生(鹿児島のラ・サール)のメルマガが読めるのですが、新学期の慌ただしさ、大きい期待感、ほんの少しの不安感が見てとれます。また、『ユメタン』を採用しました!とか『ユメリー』を採用したから確認テストを5月までに作って!なんてご連絡をいただくにつけ、自分の33年間のさまざまなシーンを思い出しています。
新学期というのは生徒たちだけでなく、先生方も新たな気持ちで頑張らないとなぁとか、今度の生徒たちは大丈夫かなぁなんて思って心配になります。あるいは、同僚と上手くやっていけるかなぁとか、新しい管理職とそりが合えばいいなぁとか。
僕の場合は私学畑で過ごしてきましたので、異動はほとんどありませんでしたが、それでも新しいメンバーとやっていくために4月は飲み会を増やし、人間関係を良好にするために会話を増やしたものです。それは学校だけではないんでしょうけどね。
今はコロナ禍が続き、さぁ飲みに行きましょうというわけにはいかなくなりましたね。その点でコロナの影響は新しい人間関係の構築にも影響を及ぼしているのではないでしょうか。職場だけのあっさりした人間関係で十分という方もいらっしゃるんでしょうけど、職場の風通しを良くするためにも早くコロナが終息すればいいのになぁと思っています。
木村達哉拝