先日、昭和学院高校さんに行ってきたのですが、その折に高２生徒から質問がいくつも出たんです。でも、答える時間がなかったので、キムタツチャンネルで答えました。今回答えたのは、「単語の意味さえわかればなんとかなるのに、語彙力がなくていつも残念な気持ちになる」という高校生からの「語彙力を効率的に身につける方法はなにか」という質問です。

動画はこちらです。

こういう生徒って多いんじゃないでしょうか。機械的に教科書をやっていても語彙力を高めることはできませんよね。それに模試の過去問をやっていても語彙力は上がりません。単語集をやっているだけでも、やり方を間違えるとどんどん忘れていってしまいます。

最近は『新ユメタン』だけでなく、音声を使ってリスニング力を高めながら語彙力を上げましょうという単語集が増えましたね。『キクタン』などもそうです。音声のシャドーイングをしながら覚えていくと、リスニング力も読む力も書く力も話す力も、もちろん語彙力も、高くなっていきます。

語彙は何より大切です。語彙を抜きにして言語の力を身につけることはできません。それは日本語だって同じです。辞書を引いたり本や新聞を読んだりしながら、どんどん語彙を高めてきたわけで、だからこそ僕たちはそれなりに日本語が使えるのです。英語だって同じです。

僕の本や動画が役に立てばいいのですが。

ひとりでも多くのやる気ある若者たちが、英語ぐらいは駆使してくれればいいなと願っています。そしてそういう人が将来の日本を背負って立つ人材に育ってくれればなぁと思っています。日本は衰退途上国なんて言われますが、人が育たないとどうしようもないでしょう。英語だけでなく、さまざまなことを学び、教養のある人がたくさん出てくればいいなと願っております。

木村達哉拝