いろんな学校で夏休みが始まりましたね。丸山先生のメルマガではラ・サール中高の生徒たちが故郷へと帰っていったらしいですし、灘校の先生のFacebookを見てもどうやら夏休みできゃっほーな状態なんだそうです。いいですねぇ。夏休み、失敗しないようにしてほしいものです。
僕が灘校の教員時代、アホのひとつ覚えみたいに生徒たちに言っていたことがあります。それについては動画で話しましたので、よければご覧ください。こちらです。よし!夏休みは頑張るぞ!と多くの生徒たちがそれなりに思うんじゃないでしょうか。中には、よし!遊ぶぞ!という子たちもいるでしょうけれども、高校受験や大学受験を見据えている生徒たちはやはり意識を高めるはずです。
でも、意識を高めたぐらいでうまくいくわけではないのが人生ってもんです。よぉし!金持ちになるぞぉ!という意識だけでは金持ちにはなれません。じっくりと計画を練ること、継続して行動をすること等などが大切な要素になります。夏休みだって同じなのです。
キムタツチャンネルの僕の話がお役に立てば嬉しいです。かく言う僕も夏休みは思い切り遊んだり思い切りだらだらしたりして、宿題?なにそれ?美味しいの?という小学生中学生時代を過ごしました。高校生のときには、さすがに将来が見えてきていましたから、英語ぐらいはやっとかないとアホなまま死ぬことになるなと思ってやっていましたけどね。
そう思うと、結局のところ長い目で人生を見て、そろそろやらないとやばいぞという気持ちになれるかどうかでしょうね。一般ピープルの場合は、ですけど。もっともっと長い目で人生を見ている人の場合、かなり早い段階から本を読んで勉強を継続していますが、そうじゃなければせめてそれなりの大学ぐらいは入れる程度に頑張らないといかんのじゃないでしょうか。
人生は長いようで短いですからね。そりゃ90年という人生はそれなりに長いのでしょうけれども、30歳や40歳になって「受験勉強ぐらい、仕事に比べりゃ屁でもなかったな」と後悔することになるのもバカバカしいですからね。それを考えると、人生の初期段階である中学や高校の間にしっかりと本を読んで学んでおくことは大事でしょうね。
木村達哉拝