明日で7月も終わりですね。ほんと、Time flies.ですねぇ。気がつくと12月になっていたりして、そうすると「今年一年を漢字ひと文字で表すとすればなんでしょうか?」なんて報道が為されるんでしょうね。それに対して「責任です」とか「我慢です」などと答えるケッサクな人が出てきたりするわけですが。
今年は今までと違って、絵本を出したというのが一番の違いでございますが、個人的に言えば投資というものを始めたという点でも今までとは違うのです。と言っても株を買うようなことはできませんのでね。家の近くにある証券会社に飛び込みまして、担当者の言うがまま、言われるがまま、インデックスなんちゃらというやつを始めたんです。
これがまた、「しばらく放っておけばいいですよ」てなもんでしてね。おかげで投資をやっているという感覚がまったくないのでございます。ええ、ありません。ただまぁ、銀行に預けておいてもまったく増えないどころか減りますのでね。
ですから、口座を証券会社に1つ持っていて、持っているお金を銀行口座から証券会社口座に移したと、そういうような感覚なのです。お金は増えたのかって? そんなすぐに増えたり減ったりするようなものではない(らしい)のです。増えるとしても、何年後とかなわけです。商品の特性上、ゼロになることはありません。
今までやったことがないというだけで、やる価値がありますわな。やったことがないのでやらないというのでは、現状維持にもなりません。人間なんて放っておくと劣化していくのですから、新しいことをそれなりに始めることが大事なのです。
今年はこれ、来年はあれ、その次の年はそれ、といった具合いです。そうこうしているうちに、これは始めたけれども止めておこうなんてものも出てくるわけですが、何年か経って人生を振り返りますと、あのときに始めたものが今ではけっこう大層なレベルになっているじゃないかということがあるのですから、人生っちゅうものは面白いわけです。
今の僕にとっては絵がそうですし、ゴルフもそうです。投資は、とにかく放りっぱなしですのでどうなるかわからないのですが、まぁまぁしかし大層儲かるような話は転がっていませんから、10年ほど経ったときに、あぁそう言えばそんなお金を預けていましたなぁというような形で、つまり昭和時代の定期預金のような形で、受け取るようにしようと思っております。のめりこむことはありません。
それはそれとして、さて、来年は何を始めましょうかなぁ。
木村達哉拝