大垣書店さんの創業80周年記念のイベントが京都で行われまして、来賓としてご招待いただいたので行ってきました。下の写真に大垣書店グループとあるのは、広島の廣文館を子会社化されたのです。
3年ぶりの開催ということで、僕は作家ばかりの席に座ることになりました。僕の席はtupera tuperaの亀山さんなど、絵本作家さんが集まる席でしてね。作家どうしでいろんな話をしました。皆さんそれなりに濃いですねぇ。僕も人のことは言えないけど。
大垣書店グループの会長とは何度かお会いして、お話をする機会がありましてね。特にアルクの50周年記念パーティーで、僕の前にスピーチをされたのが会長でした。僕が「日本の書店文化を残していかないと」とスピーチすると、終了後に握手してくださったのを覚えています。
下の写真は大垣社長です。昨年秋に社長に就任されました。ゴルフをご一緒させていただくことが何度かありまして、これからも一緒にプレーしてくださいとお願いしておりました。
このイベントで、会長がこのようにスピーチされました。
京都には創業100年を超える企業やお店が1400軒以上あります。そういった会社やお店は、伝統的な部分を大切にしながら、実は毎年大きい変容を遂げています。変容を遂げるからこそ続けられるのであって、現状維持の姿勢だと組織は駄目になります。
大垣書店さん、cafeやrestaurantなどの飲食部門に進出されたり、京都文化博物館にミュージアムショップを開いたりされています。また、堀川新文化ビルヂングではart and craftの展示を行ったりもされています。
書店だから本だけを扱うというのではなく、いろんな新しいことをやりながら、これからも発展していかれるんだろうなと思いながら、帰ってまいりました。北海道から広島まで、50店舗を超える店舗数を誇る「大垣さん」(京都の方々は大垣書店を「大垣さん」と呼ぶ)に大いに期待しているところです。
木村達哉拝