以前は今日から二学期が始まっていたのですが、いまは8月中に始まっている学校が多いですね。授業数を確保しようということなんでしょう。先生方、お疲れの出ませんように。
生徒たちは勉強する立場なので、疲れていないで学校に行きましょう!休むと癖になりますし、それが会社勤めをし始めてからも治らないケースが多いのです。頑張って学校に行きましょう!宿題が出せない人は先生のところに行ってさぼっていたことを反省し、いつ提出できるのかを報告しましょう。
中にはどうしても行けないという子もいると思います。その場合には、親と相談し、専門家に相談することです。よく専門家でもない人が無責任に「学校に行きたくないなら行かなくてもいい」的なことを言いますが、そういうのは聞かないほうがいい。あなたが行かなくなっても、その人はフォローをすることもないし、なんの責任も負いませんからね。
以前、通っている塾の先生に「学校なんか行きたくないなら行かなくてもいい」と言われて本当に行かなくなった生徒がいます。結果的に訴訟になりました。親がその塾と塾の先生を訴えたのです。なにより親があなたの味方です。そりゃなかには毒親もいるでしょうけど。
さて、二学期ですが、なんとなく学校に通っていてもあまり成果は上がりません。この二学期はこれをやるぞ!という目標を立てることです。リスニングでもいいし、語彙でもいい。
大学受験生の場合、今日から共通テストの「受験案内」が、個人及び学校等単位に配付されます。浪人生は個人で、現役生は学校で受け取ることになります。
また、高2生はいよいよ来年度の受験に向けて、受験勉強をスタートさせるのもこの二学期です。計画を立て、どの教科(科目)をいつまでにどの程度やっつけるのか、可視化しましょう。
まずいのは「学校が始まったし、とりあえず学校行くかぁ」ってな感じで、機械的に学校に通うことです。会社勤めしているお父さんお母さんに聞いてみてください。会社にはそれぞれの部署で目標があって、それを達成しようと皆さん働いているのです。
学校も同じです。教員はだいたいのシラバスにしたがって指導しているのですが、生徒たちも勉強計画を立てて、それを潰していけば必ず成績は上がります。クリスマスぐらいに、あまり成績が上がらなかったなぁなんてため息をつくことのないようにしたいものですね。
木村達哉拝