先日、日大鶴ケ丘高校に行ったときのことです。担当の山内先生から1枚のメモをいただきました。日大鶴ケ丘から日大には進まず、他の大学を受験して合格し、今はその大学で頑張っている人から僕への手紙でした。
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はじめまして!キムタツ先生。毎日ブログを楽しく拝見させてもらっています。私は現在、高校時代の第一志望の大学に通うことができています。
今振り返ると、合格を勝ち取ることができた理由は『ユメタン』にありました。なぜなら毎週行った『ユメタン』の小テストは英語の基礎を固めることに繋がったのに加え、その単語が驚くほど試験や英検でピンポイントで出題されたからです。
『ユメタン』を出版していただき、本当にありがとうございました。たくさんある単語帳の中から『ユメタン』を極めて大正解でした。
朝起きたら『ユメタン』!
登校中に『ユメタン』!
休み時間に『ユメタン』!
塾でも『ユメタン』!
寝る前の『ユメタン』!
この経験が世界を股に掛ける経営コンサルタントになるという夢に直結すると信じて、引き続き必死に頑張ります。
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わざわざこの手紙を高校時代にお世話になった担任の先生に託してくださったんですね。今は手紙にもありますとおり、第一志望の大学で、生きたい人生の道に向かって歩き出しているそうです。
ありがとうございましたとありますが、著者としても自分の書いた本をしゃぶりつくしてくれた彼にお礼を言いたいです。教科担任が小テストをするのを利用して、自分から進んで勉強していることがわかりますね。寝ても起きても単語の勉強をしていたのですから。
こういう生徒たちが増えればいいなと思っています。いや、『ユメタン』を使ってくれれば嬉しいけど、そうじゃなくてもね、先生の授業やテストを利用しながら主体的に勉強する生徒が増えれば、という意味です。
人生は一度きりです。僕ぐらいの年齢になってからやり直しをしようと思ってもなかなか難しいものです。できれば若いうちに「自分の道」についてよく考え、それに向かって努力できれば、仮に失敗したとしても納得できる人生になるのではないでしょうか。
木村達哉拝