大学時代はバンド活動をやっていましてね。昨日と今日は当時のバンド仲間と楽しく過ごしました。飲食店を経営しているのもいれば、大企業で役員をしているのもいます。当時の話をしたり、すでに亡くなってしまった仲間について語り合ったり。
関学大っていい大学でしてね。学生をやっていたときはあまり意識しなかったのですが、卒業してからの繋がりが深く、何歳になってもこうして連絡を取り合っては集まっています。人にもよるのでしょうけれども、関学大から卒業後もずっと送られてきているリーフレットを開くと、ここかしこでOB・OGたちが集っているようです。
そう言えば、関学を卒業して教員になった人たちの集まりもありましてね。僕は数年前、老若男女が集まるその会で講演をしたことがあります。若い人たちはまだしも、自分より年齢の高いベテランの先生方の前で教育を語るのもどうなんだろうと思いましたが、終わってからのパーティーでは楽しく過ごしました。Facebook友達が一気に増えました。
僕は関西学院大学が第一志望ではなかったんです。あちこちで話をしていますとおり、慶応義塾大学のフランス文学に進みたかったんです。模試でA判定をもらっていたのに油断をしたせいで、不合格になってしまいました。関学大に行くことが決まったときは、肩を落としたものです。
でも、スティーブ・ジョブズの言うとおりでした。connecting the dotsです。あそこで不合格になったから逆に英語をやることになり、そして今と繋がっているんだなぁとわかります。神様もなかなかやるもんです。
もしも英語のほうに来ていなかったら、チームキムタツも『新ユメタン』も『まるまる』も『トレセミ』もなにもなかったんですからね。こうしていろんな場所で講演することもセミナーをすることもなかったでしょうから、関学大に進んだのは自分の人生において正解だったなと思っています。
第一志望じゃない大学や高校に行くとなると、それなりにはネガティブな気持ちになるもので、他人が言うほど簡単には切り替えられないものです。しかし、第一志望じゃなかったからこそ正解だったということもあるのです。大事なのは一生懸命生きることです。中学生や高校生の皆さんには、長い目で人生を見て、努力を継続させてほしいなと思っています。
木村達哉拝
追記、
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