明日はSRJ主催のオンラインセミナーが午前中にあります。すでに160人もの生徒たちや先生方がお申し込みになっているそうで、講師としては幸甚の至りです。「英語力の伸ばし方」についてお話をさせていただきます。
メルマガに書いたのですが、僕が英語を勉強し始めたのは高2の秋でした。それまでは「勉強? それは何? 美味しいの?」という状態で、ほとんどしていなかったですね。剣道や野球に勤しむ子どもでした。
学校の授業はそれなりに聞いていましたけどね。授業を聞かないようなアホではありませんでした。なにしろ今と違って授業料が有料でしたから。アホな僕でも「カネを払って寝るアホ」ではありません。
高2で英語を勉強しようと思ったとき、三省堂の教科書がまったく読めなかったので、中学時代に使っていた教科書『New Prince English Course Ⅰ』を押し入れから引っ張り出しましてね。当時生きていた母が「教科書は捨てるもんじゃない」という人でしたので、全部残してあったんです。
そこから知らない単語をノートに書き写し、覚えていきました。授業中にやっていましたね。なにしろ高2の教科書は僕のレベルには合っていませんでしたから。先生に言いましてね、僕は中1からやりますので、と。
これもメルマガに書いたように思うのですが、中2の教科書ぐらいから読めなくなりました。不定詞ってなんだ? 関係代名詞? この動詞の変化って覚えないといけないのか? まぁでも毎日毎日やっていましたので、成績は少しずつ上がっていきました。偏差値30ほどが気がつけば50になっていました。高3の秋には旺文社模試の偏差値が83になっていました。人生唯一の自慢です。
継続すれば英語力なんて絶対に上がります。数学みたいな発想力は不要ですからね。知識があれば、ある程度までは上がります。ベネッセの模試であれば65ぐらいまでは余裕で上がります。あとは「忘れる」ということを常に意識しておくことです。そうすれば反復回数が増えます。
具体的な勉強法はメルマガだけでなく、こういうセミナーで話をしていこうと思います。が、大事なのは「絶対にちからを伸ばしてやるぞ」というファイティングスピリットだと思いますね。僕の場合、貧困から抜け出したかったのと、物書きになるためには言語力が大事だと思ったので、英語の勉強をやりました。理由もないのに英語の勉強が継続できるほど、ヒトは強くないでしょうからね。
木村達哉拝
追記、
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