玉城デニー知事にお会いしましてね。非常ににこやかな方で、僕からの「沖縄の渋滞って東京より酷いですが、なんとかならないですか?」とか「沖縄に鉄道を敷く話ってどうなっているんですか?」という質問にも落ち着いて丁寧に答えてくださいました。
それよりなにより嬉しかったのは、絵本をプレゼントできたことです。直接手渡しましてね。目の前で開いて読んでくださいました。こういうのは嬉しいもんですね。作家として光栄の極みです。
有名な方に読んでいただけるから嬉しいというわけではないのですが、そういう人っていうのはなかなか僕のような普通以下の人間には興味を示されないんです。著作をプレゼントしても、往々にして感謝の意を示されるのですが、肝心の表紙を開いてくださらないんです。
マネージャーさんや(政治家の場合には)秘書の方にポイと手渡される方も少なくありません。読んでいただけるのかなぁ、せめて表紙ぐらいは開いてほしかったなぁなんて気持ちになるものです。一般人の方の場合にはだいたい開いていただけるんですけど、有名な方の場合には、まぁ忙しいんでしょうけれども、そういうケースが多いのです。
デニーさんは目を細めながら、「絵も木村さんが描かれたんですか」や「英語の文章もあるんですね」などのコメントもくださいました。その時の僕の表情を想像してください。
いずれにしても知事にお会いして、沖縄の社会や経済、教育や政治について、お話をうかがえたのは良い機会になりました。詳細はまた書きます。
木村達哉拝
追記、
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