今日は午後から榎森耕助さん(せやろがいおじさん)との対談がありました。この対談は琉球新報の1月1日号に掲載されるそうです。と言っても元旦ですからね。大したことは話していません。政治的なことはいっさい喋っていません。
2023年はどういうことをやっていくかとか、あまり書くと面白くないので書きませんが、要するにそういう内容のことを話しました。彼も僕と同じで奈良県出身で、天理高校の卒業生です。地元のことについても話をしました。記事になるかどうかはわからないですけどね。
夕方からは興南高校で保護者対象の講演会がありました。演題は「成績が伸びる生徒・伸びない生徒」でした。西大和学園や灘校での経験をまじえながら、約1時間のお話をさせていただきました。たくさんの方々がご参加くださいまして、メモを取ったり頷いたりしながら聞いてくださいました。
先週は昭和学院小学校でしたが、最近はとみに保護者対象に話をしてほしいという依頼が増えてきていますね。成績が伸びるメカニズムを親に話したところで、肝心の生徒の成績が伸びるわけではないのですが、それでもかなり重要な要素が家庭にあるものですから、そこだけは知っておいてほしいなと思って話しています。
特に勉強する際には、イライラしていないことが大切ですよね。親の余計なひと言が生徒をイライラさせるケースが多く、それなら何も言わずに黙っていたほうがましです。そりゃあ親も子どものことを考えて言っているのでしょうが、大きなお世話だと思われては何をかいわんやですからね。
ご主人が帰宅した際には「仕事がんばってきたか?」なんて言わないですよね。なんでそんなことを報告しないといけないんだ?という気持ちになって、家庭で寛げないでしょう。
なのに、子どもが家に帰ったときには「勉強がんばってきたか?」と尋ねるのは、どういう理由なんでしょう。もしかしたら、子どもは自分より下という意識があるからだとすれば、子どもをイライラさせる原因はお母さんにあると言わざるを得ません。
リラックスしてゲームしてばかりいる生徒は堕ちるしかないのですが、よし、勉強を頑張るぞ!と思っている子どもにとってイライラは難敵です。親がイライラの原因にならないように気を付けねばなりません。興南の保護者にはそういう話をしました。多少でも参考にしていただければ嬉しく思います。
木村達哉拝
追記、
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