兵庫県立福崎高校さんを訪問し、生徒たちに講演をしてきました。行く途中で踏切のボタンを押して列車を停止させた人がいましてね。加古川駅の手前で足止めを食らいました。予定よりずいぶん遅れて到着したのですが、生徒たちは待っていてくれました。

担当の白川先生から「遠いところをおいでいただきまして」と言われましたが、同じ兵庫県でもかなり遠いところにある学校なんです。まぁでもね、待っていてくれる人がいるというのは嬉しいものです。

生徒たちには、人口がこれから劇的に減少するこの日本で、カタチだけの大学卒業という資格をゲットしてもあまり意味がないという話をしました。しっかりと学び、他人に、つまり社会に、貢献できると判断される人材になってもらいたいという話を。

生徒たちは静かに聞いていました。彼らがどういうことを学ぶのかは知りませんが、僕が言語を、大谷君が野球を、辻井さんが音楽を、それぞれ勉強したように、自分が勉強しようと思うものを他の人たちに負けないぐらいに学んでくれればいいなと思います。

何を学ぶかは人によって異なります。が、やるなら一番を目指して努力を継続することです。みんながみんな、努力を継続できるわけではないのでしょうけれども、今日の生徒たちの中から「よし！自分が！」と思う人が出てくればいいなと願っております。

木村達哉拝

追記、
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