(株)SRJのおかげで塾・予備校関係者の知り合いが増えましてね。あれはいつでしたか、SRJのセミナーが東京であり、150ほどの塾経営者の方々がお集まりになったんです。僕はまだ灘校教員時代の話ですが、どういうわけか講演を依頼されましてね。英語の成績の上げ方についてお話をさせていただいたのです。
Facebookをされている方が多くて、いわゆる「友達」になりました。だから、僕のFacebook友達は2250人ほどいらっしゃるんですけれども、そのSRJのイベントで知り合った塾関係者がかなりいらっしゃいますし、ちょくちょく飲み会に誘ってくださったりします。
で、そのうちのお一人から相談を受けました。塾の進学実績を上げるにはどうしたらいいでしょうねというものです。ひと言で答えられるようなものではないのでしょうけれども、灘校時代の同僚から、塾で働いていた時の話を聞いたことがありますので、その方にお伝えしました。
同じ話をキムタツチャンネルでも話しています。こちらです。よかったらご視聴ください。ついでにチャンネル登録をしていただければ嬉しく思います。
これは塾に限った話ではありませんが、これから子どもの数が減って経営が大変になります。大手の予備校や私立の学校と大学も、同じように経営がかなり苦しくなってくるはずです。データによると、7年後には大阪府や神奈川県の人口ぐらいが消えるそうですからね。
子どもも保護者も将来を考え、努力して力を身につけないとと考えるはずです。遊んでいるとエラいことになりますからね。そうするとそれなりの大学に行きたいとか、それなりの仕事に就きたいとか考える人が多数派になるのではないかと思われます。
とすれば、進学実績の出せない学校や予備校は淘汰されていくように思われます。この10年で多くの学校が消えていくと言われていますし、そうでないとしても信じられないぐらいに規模を小さくする学校が増えてくるかもしれません。
どの塾や予備校も努力をされていると思うのですが、やみくもに頑張ったって数字は上がりません。正しく分析をしながら、そして動画で話しましたが「成績が上がるメカニズム」を意識しながら、指導される塾や予備校が増えればいいなと思います。せっかく塾に通っているのに、あるいは私立の中学や高校に通っているのに、成績が上がらなくてため息をつく子どもが増えないことを願っています。
木村達哉拝
追記、
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