今月は沖縄の興南高校から保護者対象の「親学塾」というイベントで講演をしてほしいという依頼をいただきましてね。僕は興南の教育アドバイザーをしているものですから、沖縄に戻るタイミングで依頼されることが多いんです。
今回の依頼内容は「成績が上がる子・上がらない子」について話してもらいたいということでした。加えて、親にはどういうことができるのかについても話してほしいということでしたので、①どういうことをすれば成績は上がるのか、②勉強をすることでどういうメリットがあるのか、③親には何ができるのか、の3点について話しました。
当日の講演についてはHUB沖縄のコラムで書きましたので、興味のおありになる方はどうぞこちらをお読みください。保護者面談や子育てにお役立ていただければ幸甚です。
うちの母親なんかは子どものことには一生懸命だったのでしょうが、成績にはまったく口出しをしませんでした。成績は大したことなかったですが、母が頑張って働いている姿を見ていますから、授業中に居眠りしようなんてこれっぽっちも思いませんでしたね。有料の授業で寝るなんて馬鹿じゃないですか。一生懸命働いて授業料を払ってくれているんですよ。
コラムがお役に立てばいいなと思っていますし、あまり成績や子どものやることに口出ししない保護者が増えればいいなと心から願っています。灘校時代、親の口出しに対してイライラして、家に帰りたくもないと言った子どもたちがたくさんいました。たくさん!
リラックスするあまり、ゲームばかりしている子どもは馬鹿ですが、親子でいろんな勉強や経験をし、人生についてしっかりと考え、何を学ぶのかについて深く話ができる親子関係が築ければいいですよね。そして、親という名前の人生の先輩から何を自主的に学ぶかという部分も併せて大きい要素だと考えていますが、それについてはまた別の機会に。
木村達哉拝
追記、
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