毎月何冊かずつお勧めの本をこのHPのGOOD READSにアップしてきましたが、この秋は本当に忙しくて更新する時間もとれませんでした。楽しみにしている読書家の方々もいらっしゃるのに申し訳ありません。
列車に轢かれて手足を奪われた山田千紘さんの本と、いつも素敵な本を書いてくださる原田マハさんの本を紹介しました。それぞれの本について、短いコラムを書いていますので、それをまずは読んでいただき、読んでみたいなぁと思われたら迷わず手に取ってください。
こちらにコラムをアップしています。
僕がアップする本は、読んだ本全てではありません。読んだ本の中で、これは勧めたいなと思った本のみをGOOD READSにアップするようにしています。したがって、このページにアップされている本には「ハズレ」がありません。自信を持ってお勧めする作品ばかりです。
本を読んだから国語の成績が上がるとか、徳の深い人になるとか、そういうことはありません。しかし、正しく本を読んでしっかりと考える習慣がついている人は、それなりのリテラシーを獲得することができます。考える技術の第一歩は読むことです。
本を読んで深く考えるのですが、考え方は人によると思います。僕のように、自分自身が文章を書く仕事に就いている人間は、僕ならこういうふうにエンディングを展開しただろうなと考えることもあります。あるいは、こういう言葉遣いはできなかったなぁ、参りました!と思いながら読むこともあります。
どういうふうに考えるかは人によって異なるのでしょうが、いずれにしても字面だけを追うのではなく、自分の人生や思考と比較しながら文章を深く読むことです。この場合、速読の必要はありません。むしろ音読の速度でいいので、ゆっくりと読むことで考える力が身につきます。
これからもいい本を紹介していきますので、読書リストに加えていただければ光栄です。秋に限らず、年がら年中、いい読書を心がけましょう。
木村達哉拝
追記
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